オリンパスが解決金を払って和解する案を出したとは書いてありますが
その時点で金額をはっきりと書いてあったのかどうかは不明です
しかも、裁判官は希望額を聞いているだけで、1億円という金額が出たのか、根拠もわかりません

そもそも、請求額が1000万円の裁判で、請求額を遥かに上回る1億円の和解金を
裁判官が提案することなんてありえるのでしょうか?

過去の和解例を調べてみましたが、請求額を上回るケースがあってもそれほど金額も多くはないようです
http://homepage2.nifty.com/kekkanzenkokunet/old/2-6-11-10-4=1shinnin_yoganponwouwamawaruwakai-osakakoH150616(tanaka).htm
http://homepage2.nifty.com/lala-osaka/09jiken9.htm

会社側がその金額を提案するとしても、請求額から考えると高すぎるような気がしますが
当時はマスコミに報道される前で、黙らせる目的も含めればありえるかもしれません
しかし、ここで黙らせてイメージダウンを避けようとしても、後の損失隠しの発覚の件で印象はガタ落ちになるけどね
ちなみに、「和解ですよぉぉぉ!」の和解協議はマスコミ報道の出来事です

たまにテレビでお笑い芸人が裁判ネタで裁判官とのやり取りをおもしろおかしく紹介するときのような感じで
「ねぇ、ねぇ、濱田さん!もし1億円だったら和解する?いくらだったらいいの?」
のようなノリで、裁判官が話すことはありえなくないとは思いますが
真面目な協議のときに、根拠もなく1億円なんて金額が出るとは思えません

何れにしても、1億円は濱田さん自身が発言したことのようですね
その事実があったのかどうかの真偽は不明ですが