──研究開発費などは増やすのか。

近藤社長 キヤノン、ニコンの大手2社に競合できるくらいにはチャレンジャーとして十分投資していきたい。

 シナジーを出して短期的に利益出していくということではなく、リコーの成長につながることをしっかりやっていきたい。世界に伍して戦っていけるような会社に育てたい、そのための努力をやっていきたいという決意で臨んでいる。

無謀ではと思っている方もいると思うが、わたし自身がペンタックスのレンズ技術、絵作り、メカ設計を実際に評価して、この会社の技術は世界に誇れる技術であると確信している。