かつてなら実績や能力からして論じる資格がないということで
相手にされなかったような素人でも、専門家気取りで上から目線の論評を
することができる。〈略〉このような発信権を手にしたことで、
現代人の『自分大好き』度合いは、自己効力感という形でみるみる肥大化していく。