今の富士通に通ずるものがある・・・
スピードを持ち味とする東海大は
、両角速(もろずみ・はやし)監督(52)の指導のもと、
この夏、泥臭い走り込みの練習に方向転換。
一時、故障者が続出し、チーム内には不満が噴出したが、両角監督は基本方針を変えなかった
15年全国高校駅伝「花の1区」上位6人中5人が東海大に入学。
「黄金世代」と呼ばれる彼らも3年生となり、真価が問われるシーズンだった。
「目標はあくまで世界。駅伝は日本独特のもので、強くなるための手段。
駅伝を終着点にしてしまうと、井の中の蛙で終わってしまう」と両角監督は言う。
その一方で決して高い目標を“逃げ道”とせず「箱根優勝」を選手に訴えた。
井の中(駅伝)で勝たなければ大海(世界)で勝負できるはずがないという真理を東海大は追求した