インディアンローズ指板、ハカランダ指板、エボニー指板の順にサウンドは暴れなくなり、艶が出て、整うよ。

レスポールカスタムはエボニー指板だから、あの整ったサウンドが出る。もしハカランダ指板を使ったらレスポールカスタムのサウンドにはならないよ。

59年〜65年途中のストラトのサウンドも同じです。ハカランダ指板だから、あの艶があって、パーカッシブで、若干コンプ感があり、耳に痛い高音では無く、エボニー指板のように整い過ぎる事はなく、適度に暴れるサウンドが出る。

木材が違ったら別のサウンドの楽器になってしまいます。リイシューと謳う限り、インディアンローズ指板なら66年製以降のリイシューと謳うべきです。

安いエレキなら、なんちゃって61年モデルでも許せるけど、70万、80万もするCSのリイシューが、オリジナルと違うサウンドの指板なのですよ。ガッカリです。

良心的な楽器メーカーは、40万円前後で、当時の指板を使っているのか?と思うぐらい、目が詰まっていて、柾目で、油分が多くてダークな色に指板表面が自然と酸化したハカランダ指板を使った59年〜65年途中までのレプリカを出しています。

ハカランダ指板が枯渇したと言うのはウソ。探せば常にハカランダ指板は流通しています。フェンダーがやる気が無いだけ。