【作詞】作曲してください【LS専用 vol.3】 [転載禁止]©2ch.net
レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。
作曲してください スレにて膨大な作品量と独自の世界観を持つ
ラストステップ(LS)作品群専用スレです。
☆☆☆作曲家様へ☆☆☆
気に入った詞に曲をつけてください。
・マナーを守ってコミュニケーションを図りましょう。
・荒らし・煽りは放置でお願いします。 治すことを後回しにした,
背中の怪我から翼が生える.
ごみの家よりも醜いそれは.
世界を変える素材の一つ,
D.D.
複雑なセキュリティを餌に……
D.D.
第六感を呼び起こすまでが……
(自分の使命だと思っていた.)
祓うことを先送りにした,
死者の財布から銀が溢れる.
月を吸い込んで輝くあれは.
世界が朽ちる理由の一つ,
D.D.
脆弱なセキュリティを盾に……
D.D.
大回廊をすべり落ちて行く……
(もう一人の誰かの影がある.) ……鎖の感触の水/を掴み……
青い壁に向かって撒いてみる。
……回復しない色盲の世界……
わたしが増殖していくような、
自分では見分けが付かないから。
呼び鈴が鳴るまで何もしない。
多分あの森を抜けられるのも、
あなたくらいしか居ないと思う、
……煙と同格の雪/を掬い……
青い床に落として混ぜてみる。
……回復しない難聴の世界……
わたしの現在地も消えたまま、
自分では真っ直ぐ立てないから。
呼び声を見るまで何もしない。
きっとこの呪詛を葬れるのも、
あなたくらいしか居ないと思う、 (足が20000本もある椅子。)
電球の交換にも向かない、
見限られた廃材を抱えて、
(波の来ないビーチを歩く。)
目的は。忘れて、しまったのか、
そもそも最初から無かったのか、
ユタラプトルの幻影たちに、
それを尋ねる勇気が欲しい。
(既に20000回は見た地図。)
眼球にしっかりと刻んで、
元データは船内に残して、
(波を立てずに静かに走る。)
目的地。掠れて、しまったのか、
そもそもずっとこの景色なのか、
ユタラプトルの背中の上で、
それを調べる時間が欲しい。 正面ゲート(Lv.60)に,
下層民が殺到しています!
開けますか? →はい →いいえ
脱出ポッド(Lv.30)に,
分限者が殺到しています!
乗せますか? →はい →いいえ
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―――x
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後戻り不可のルート選びは.
楽しくもあり苦しくもある.
夜明けを行き交う光の線に,
何度も何度も轢かれながら,
裏向きの星に惹かれてゆく. 絵の具の雨を物ともせず、
猫の群れは、南へ向かう。
カラフルな曲線はやがて、
二枚の、巨大な虹と化す。
呼び止める事ができないのは、
もう解っているから。せめて、
遠くからこの手と重ねさせて。
それがわたしの唯一の。願い、
絵の具の雨が止んだ後も、
猫の群れは、南を目指す。
フラットな状態など無く、
いつでも、流動的なまま。
呼び寄せる事ができなくても、
もう解っているから。いつか、
またみんなで缶詰を食べよう。
それがわたしの最後の。施し、 皆様お元気ですか?今、
最果ての駅の仮眠室にて、
このお手紙を書いています。
ずっと考えていました。
天国の定義。地獄の定義。
わたしには、難し過ぎます。
傍にいて貰えたお時間。
本当に短いものでしたが、
とても素晴らしい夜でした。
皆様の明日の為に。今、
最果ての駅の仮眠室から、
このお日様を差し上げます。
ずっと戦っていました。
人格の整理。自然の摂理。
わたしには、簡単過ぎます。
残った想い出のお陰で。
首筋まで泥に浸されても、
とても素敵な気持ちでした。 。精密機械のような森を、
ただ一人で守らされていた。
三歳児のゴールキーパー。
……自分の役目も知らないまま?
。螺旋階段のような腕で、
向かって来る水と火の球を。
簡単に撃ち落としている。
……自分の立場も知らないまま?
こんなことを書いている間も、
膨らんでいく空白、空間―――
誰の手にも負えなくなった時、
長かった夜はようやく明ける。
こんなものを吐いている間も、
膨らんでいく痛覚、私は―――
使い棄ての手に取り残された、
文章をまだ棄て切れずにいる。 冷凍庫を開ければいつでも、
私だけの宇宙がそこにある。
ケーブルの残骸を背負って、
泳ぎ回る飛行士に手を振る。
座標は元から狂っているし、
編集もできない素材なのに、
その透明度は計り知れない。
知らないのは、貴女達だけ。
食器棚を揺らせばいつでも、
私だけの死海がそこにある。
スクリューの波跡を辿って、
沈みかけの帆船に飛び乗る。
足場は底から壊れているし、
解体もできない身体ながら、
その経験値は計り知れない。
知らないのは、貴女達だけ。 僅か、二枚のメダルで買った、
天使の輪で遊んでいるうちに、
本物のそれになってしまった。
(想像だけで動いているから、
仕事の内容なんて知らない。)
またどこかで逢う事があれば、
彼女の抜け殻に、こう伝えて。
"あなたの役目は昨日で終わり"
"あなたの地獄は昨日で終わり"
永く、二枚のフィルムと共に、
天使の眼を祀っていた場所も、
本当の過去になってしまった。
(断片を繋ぎ合わせて建てた、
想い出とは名ばかりの神殿。)
またどこかで見る事があれば、
罅割れた大地に、こう刻んで。
"わたしの役目は今夜で終わり"
"わたしの地獄は今夜で終わり" 濡れて撓る青い壁を越えて,
今いる位置より前の座標へ.
電池切れの音声ガイド達……
亡骸は直ぐに空へと戻る……
"花火から零れた火花のよう"
作業員が冷たく吐き捨てた.
それは私も感じていながら,
避け続けてきた最後の言葉,
何か一つ間違いが起こって,
誰かが地面に落下してくる.
旧い型の音声ガイドの手……
無数の細かい傷が煌めく……
"何でも話してみて下さいね"
壊れている機械は繰り返す.
それは当然の挙動であって,
彼女に罪がある訳でもなく, 歪んだ幹しか無い森にいる。
形容し難い その 日常は、
覚める直前の夢と似ていて、
記憶する事も不可能なまま、
(擦り傷が更に増えていく。)
□回□回□回□回□回□回□
密かに持ち込んだ円錐。と00。
□回□回□回□回□回□回□
私の仕事は、まだ終わらない、
壊れた星から来た人と会う。
表現し辛い その 言霊が、
七つに分かれた道を通って、
下層世界へと流れるまでに、
(写真を幾つか撮っておく。)
□回□回□回□回□回□回□
そして譲り受けた残骸。と00。
□回□回□回□回□回□回□
私の生命は、まだ終わらない、 遅れを取り戻すためには,
海馬に細工を施すしかない.
(それは時間のかかる作業,)
縮小化した,瓦礫の部屋,
すぐ嘘をつく蝉の群れの中.
(そこに財宝が眠るのなら,)
残り少ない電池の全てを,
赫い,空を映すために使う.
彼らに右眼の力を借りて………
歪みを立て直すためには,
背骨と魔力で補うしかない.
(それは生命をかけた遊戯,)
兵器に集る,不死身の蝶,
すぐ毒を吐く瑠璃の姫の国.
(そこで逆説を唱えながら,)
残り少ない身体の全てを,
記録,済みの赫い空に返す.
彼女が右眼で見た風景に……… 配線の海に足首を浸す。
冷たい銅と温かい錆は、
私を。私たちの神経を、
快く迎え入れてくれた。
(……そんな気が、しただけ)
次に会ってお話する時は。
長い間あの同じ位置/に、
捨て置かれた鞄の中/で。
雨の日である事を願って、
鉄屑の森を反対に回る。
鎖を模した無数の荊は、
私を。私たちの侵入を、
快く迎え入れてくれた。
(……そんな気が、しただけ)
次に会ってお話する時は。
感触のない幻想の床/に、
描き込まれた印の中/で。
雪の日である事を願って、 - 拡張 - 配置 - 再構築 -
私の手から貴女の背中へ。
- 拡張 - 配置 - 再構築 -
ぶ厚い粒の隙間を潜って。
傷み、使えなくなった部位は、
遠慮しないで廃棄して。って、
最初に言ったのは誰だったか、
「無意味な再構築。ただ単に、
その密度を楽しむ為だけの。」
- 拡散 - 配布 - 再編集 -
私は今日も貴女の領地で。
- 拡散 - 配布 - 再編集 -
か細い道を華麗に転げて。
崩れ、入れなくなった部屋の、
模様替えをしている夢。もう、
何度繰り返したのかも忘れた、
「無意味な再編集。ただ単に、
その過程を楽しむ為だけの。」 音を立てずに進むことが,
一番難しいのが今日. d3
一歩でも踏み間違えたら,
惑星ごと崩れる時刻. d3
売れ残ったフランキスカに,
今,リザンテラを添えてきた.
瓦礫の道の果てを目指そう,
青空から血が失くなる前,に.
横にならずに眠ることが,
一番簡単なのが今日. d9
一手ずつ確かめるように,
暗闇から掬った未来. d9
焼け残ったミゼリコルドに,
今,バンクシアを添えてきた.
瓦礫の道の果てを目指そう,
致死量を超える灯りと共,に. 唯一愛せたメトロのログを、
惡い神々に奪われた。
平面・且つ・楕円形の雲が、
今夜も私をあざ笑う。
なぜか、机にある世界地図。
計画書はすり替えられて、
逃 げ 道 も 、 現 在 地 も 、
もう、 な い。
(第2章の始まり!)
唯一直せたレトロのロムは、
銀の壺の中に隠した。
絶滅・後の・偽鰐類の影と、
明日も私は旅をする。
部屋に、刺さった螺旋階段。
責任者はどこかへ逃げて、
修 理 費 も 、 仮 の 家 も 、
もう、 な い。
(第7章の終わり!) そんな状態で猫を呼んでも。
ただの一匹も集まらないよ。
ありとあらゆる色を纏って、
背負いすぎた貴女の所へは、
と、ここで一先ず再生停止。
「星の位置は変わらないから」
―――雪の淵より嘘が流れ出て、
「永久に眺めていられるから」
―――私の細い神経を、濡らす。
こんな状況で家から出ても。
同じ迷路に嵌まるだけだよ。
ありとあらゆる色を選んで、
浸かってきた貴女の体では、
と、ここで最後の中身確認。
「星の位置は変わらないから」
―――雪の底より溶け出た声が、
「永久に眺めていられるから」
―――私に儚い期待を、持たす。 何を描いても許されるならと。
地図に【▲▼】を並べていく。
その都度壊れる物があろうと、
気にもしないのが貴女の長所、
(温かい雨の終わりを告げる、
アルコール消毒液のボトル。)
この、砕けかけの世界の中で、
過去を知るための唯一のもの。
何を言っても貶されるならと。
道路に【▲▼】を撒いていく。
その日の夜明けの床に零れた、
ほぼ溶けかかった貴女の残渣、
(か弱い嵐の終わりに見える、
パトロール専用機のランプ。)
この、砕けかけの世界の中で、
過去を消すための唯一のもの。 5%欠けた矮星……の,
裏面ではルドラが舞う.
観客と呼べる存在は,
いつしか自分一人だけ.
化石化した竜の胃の中に,
少しだけ先の未来がある.
暗くて全ては見えないものの,
思ったよりずっと綺麗だった.
5%欠けた果物……を,
観賞用フォルダに置く.
惡人を名乗る存在は,
おそらく貴女一人だけ.
目を覚ました竜は厳かに,
邪魔者達を壁まで飛ばす.
遠くて全ては見えないものの,
思ったよりずっと華麗だった. >>950ありがとうございます。
いつもありがとうございます。
この、場所も残りが50を切りましたので、
少し、早いかなとも思いましたが、今後、
特に何もなければここが埋まった時点で、
私は作品制作活動を終わりにするという、
メッセージを貼っておきたいと思います。
非常に長い間様々な方々にお世話になり、
私の、拙い作品を曲にして下さった事は、
本当に一言で表せない程感謝しています。
またこの場所にある、作品群は、すべて、
私の許可なく別の何かに使って頂いても、
全く問題ないと言う事を伝えておきます。
それでは、再度に、なりますが、
本当にありがとうございました。 陽の光を弾き飛ばすような、
煙より軽いオレンジの実が、
まだ青空の側に落ちている。
――それぞれ距離を取って、
わたしは1Fから。あなたは、
3Fからそこを見つめながら、
底のないマグカップに注ぐ、
不可思議な紅茶の熱だけを、
今日まで共有し続けてきた。
緋の涙を弾き飛ばすために、
配合されたオレンジの色が、
暗い海をも塗り潰してゆく。
――それぞれ遺志を継いで、
わたしはB1から。あなたは、
B3からそこを目指しながら、
底のないマグカップに注ぐ、
過剰とも呼べるほどの愛を、
今日まで共有し続けてきた。 昔、プラズマを飼っていました。
どんな銃器より扱いづらく、
あの子のために失くした部品も、
一つや二つではありません。
今は空っぽになったケージを、
ただ、懐かしく思うだけ・・・
でも、内部に溜まった静寂は、
永遠ではないと感じるのです。
昔、プラズマを飼っていました。
こんな世界には勿体ないと、
不思議な気持ちを抱えながらも、
あの色の記憶は褪せません。
今は開けなくなったリンクに、
ただ、面影を重ねるだけ・・・
でも、身体に巻き付く寂寥は、
永遠ではないと感じるのです。 顔のない標識に手を振って、
灰に倣い消えゆく、子供たち。
奴らは既にいない筈なのに、
みんな目を背けて嗤うばかり。
絵なんて得意じゃないけれど、
何もない場所に何かを描く。
何かある場所の歪みを無くす。
理想の出来にはまだ程遠く、
でもその作業自体が愉しくて、
骨のない電柱に手を当てて、
心音に酔い痴れる、子供たち。
違法な事と解っていながら、
みんな背を丸めて怯えるだけ。
火をまた中心へと持ってきて、
何もない場所で何かを描く。
何かある場所へ変われる様に。
わたし自身が炭化した後は、
ドアも一人でに閉まると思う、 腕に巻いた銀のロープと、
天使の輪を括り付けたら、
次の朝を待つまでも無く。
彼女はここへ還って来る。
最初は何もなかったはず。
錆びた固い蓋を背にして、
輝く蜜とフィラメントが、
煤けた空を照らしている。
胸に刺さる紙のナイフも、
アクセサリー扱いとして、
次の朝を待つまでも無く。
全ての品は入れ替わった。
最初に貰ってからずっと。
欠けた鍵を離せないまま、
波打つ雪に身をまかせて、
剥がれた空を眺めている。 「誰に対しての償い」なのか、
黒猫は分かっていないらしい。
それでも、走るエタンの姿を、
わたしは網膜に焼き付けたい。
眠らざるを得ない時間軸と、
灯りが混ざらない様にして、
耳の調子を、確認しながら!
二次元の影を真似して踊る。
「夢の中からの賄い」でさえ、
黒猫は見向きもしないようだ。
そのまま、走るエタンの姿を、
わたしも只管に追い駆けたい。
潜らざるを得ない迷宮には、
灯りを絶やさない様にして、
喉の調子を、確認しながら!
二次元の水に浸かって歌う。 小さな―――丸い箱の中で,
銀のスプーンが揺れている.
彼女は錆びず,折れず,朽ちず,
【洗浄】の日をただ待っている.
(黒い画面を埋め尽くす船……)
"味のないゼリィを掬えた時,
違う風景が見えるのかしら?"
答えを伝えてもいい権利は,
虹の裏側へと消えて行った.
僅かな―――傾きを晒して,
銀のスロープが伸びている.
彼女は錆びず,折れず,朽ちず,
【交換】の日をただ待っている.
(黒い画面に浮き上がる泡……)
"倒れてくるビルを救えた時,
私も気づいて貰えるかしら?"
願いが届くかを知る権利は,
遥か水底へと消えて行った. 避難経路に置かれた玉髄。
典型的な綺麗さを以って、
わたし達を破滅へと導く。
「だからそうならない様に」
………と、予め削っておく。
何度同じ場所を片付けても、
その隙間から出てくるのは、
色鮮やかな既視感×∞―――
正解。にまた一歩近づいた、
赫い線路に撒かれた脊髄。
恒久的な煌めきに見惚れ、
わたし達は自滅へと陥る。
「だからそうならない様に」
………と、予め印しておく。
何度同じ場所を壊されても、
その背後から出てくるのは、
色とりどりの難題×∞―――
快晴。がまた一歩近づいた、 リーダー不在の群れの中で、
虹色に黴びた洗濯機・・・が、
ひたすら無音で回っている。
優しい陽射しの当たる床に、
硝子のコップを置いておけば、
水は消え去り、光が溜まる。
星の軸を変えるのは、危なく、
楽しい。それは龍の巣から、
タマゴを盗む事よりもずっと。
管理者不明の部屋に咲いた、
鈍色の茎を持つ造花・・・が、
ひたすら真水を求めている。
夜明けの兆しが見えない時、
胃液とランプを混ぜてみれば、
封は解かれて、鎖も溶ける。
星の核を変えるのは、危なく、
楽しい。それは泥まみれの、
タマゴを孵す事よりもずっと。 途中で投げ出したパズルが、
廃材とヘッドホンの狭間を、
果てしなく、往復し続ける。
空が青く晴れれば晴れる程、
貴女の機嫌は惡化していく。
硬いベッドに辿り着くまで、
でも。指紋を消された私の、
紐の様な指を撫でてくれた、
たった一匹の生命体・・・
深夜に溶け出したアイスが、
配管とバックドアの狭間で、
果てしなく、変容し続ける。
水が赫く染まれば染まる程、
貴女の笑顔は煌めきを増す。
崩れたビルに腰掛けながら、
でも。声紋を盗られた私の、
茎の様な喉を撫でてくれた、
たった一匹の生命体・・・ 三叉路に墜ちた雫を追って。
わたし達は旅を続けてきた。
見失わないよう、転ばないよう、
それでいて遅れる事がないよう。
ビームとレーザーを師と仰いで、
互いの腕に括り付けたの、は、
鎖。 ! 鎖。
九割以上/熱を/逃がしても、
その解き方を、誰も知らない。
十字路で撥ねた涙に沿って。
わたし達は旅を続けてきた。
回り道をしつつ、負傷もしつつ、
それでいて今より奥を目指して。
ビームとレーザーを纏いながら、
闇が吐き出した無数の赫、い、
扉。 ! 扉。
九割以上/胚を/無くしても、
その先にある、世界が見たい。 数多のパスワード、の残骸。
その跡地に私は来て、いる。
虹に触れるほど重ねられた、
【0 - 9】。僅かにこれだけ、
今にも崩れ落ちそうに見えて、
保たれている至高のバランス!
死を予感させるエラーでさえ、
踏むのが楽しみで仕方がない。
空虚なダイアログ、の外殻。
その形は貴女と似て、いる。
針が振れるほど汚染された、
【L - Q】。僅かにこれだけ、
今にも腐り落ちそうに見えて、
保たれている至高のバランス!
死を予感させたエラーは消え、
べとつく優しい雨が降り出す。 無人駅に次々と降り立つ、
ウミユリの動画を眺めていた。
時刻表に纏わりつく個体。
そこが終点であるとも知らず、
ポラロイドカメラを水に浸す。
そのまま夜になるまで待つ。
輪郭のぼやけていた影は、
それで映る様になる筈、
無人島を次々と飛び立つ、
ウミシダの動画を眺めていた。
破線状に連なり泳ぐ群れ。
そこが盲点であると知りつつ、
プリペアドピアノを空に還す。
そのまま朝になるまで待つ。
中間で止まっていた音は、
それで響く様になる筈、 貴女のくれたイヤホンはどれも、
音が、片側からしか鳴らない。
木箱いっぱいに詰めたそれらを、
明日、それぞれの星へと還す。
干渉罪を逃れる事より―――
大切なのは、眠り値の確保。
過程を記録には残さないで、
後に続く者が出ないように。
貴女のくれたマジックはどれも、
蓋が、片側しか付いていない。
雑に捨て置かれていたそれらと、
明日、それぞれの星を旅する。
干渉罪を逃れる事より―――
大切なのは、飲み蜜の確保。
結果を記憶には残さないで、
誤って夜に起きないように。 壊れた時計とバールのために、
凍てついた夏の夜を歩く。
溶け込む事ができる、暗い道。
私はこっちのほうが好み。
フリージア、まだ幼かった頃、
照明代わりに置いていた希望……
形は消え、その - 魂 - だけが、
先回りして待ってくれている。
壊した時計をトレーに乗せて、
燃え尽きた冬の朝を歩く。
真っさらで何もない、白い道。
私はこれも嫌いではない。
ベルベット、まだ幼かった頃、
風除けとして巻いていた希望……
形は消え、その - 魂 - だけが、
この体を揺らしてくれている。 鰭を欠いたまま産まれ落ちた、
名前もなく、いびつな熱帯魚。
→その体で、20年をかけて、
水槽の苔をすべて飲み干し、
最期、爆発して星になった。
テトラの遺志を継げる事は、
嬉しさ半分、不安半分。
虹の後に降り注ぐ鱗が、
もう足首の、高さまで来た。
翅を欠いたまま産まれ落ちた、
名前もなく、いびつな立羽蝶。
→その体で、20年をかけて、
街中の蜜をすべて飲み干し、
最期、蒸発して星になった。
ルリから貰ったこの夜空を、
一緒に歩く、脳内世界。
虹の上で波打つ触角が、
背中の痣を、隠してくれる。 レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。