1993年6月のYG誌で「ブルースアライブリリース」後のインタビューしていて、これは大変よい内容になっている。
オーバーダブはボーカルとコーラスのミス、音を外したところなどの手直し何箇所かで、ギターに関してはほぼライブそのままでかぶせなど一切なしで間違いないようだ

ギター関係で興味深いのはこのなかで「ジャンピングアットシャドウズ」はピーター・グリーンレスポールのフェイズアウトでプレイしている」とゲイリーはっきり述べていることだ
記事の他の部分でのゲイリーの「ジャンピングアットシャドウズ」というこのテイクへの思い入れ、録音テイクになった会場、使用アンプ等、別の曲に対しても使用機材・ギターなどの正確に言及している点、などなどからして、どうも間違いないっぽい
まあ聞けば一発でわかるが「ジャンピン〜」はグリーニーのセンターフェイズ、フェンダーアンプで甘いクリーントーンで弾いてるのは間違いない

昔ここの楽作にもよく降臨していたr246cさんのブログ記事で、
『ゲイリーがグリーニーLPの「アウト・オブ・フェイズ」を駆使した時期は、ピーターから譲り受けた1970年秋前後から、ニールマーレイに勝手に修理された1974年の秋までのわずか4年間ということになる』と言い切ってるけど、
これはゲイリーが2006年以後グリーニーを手放してから解体、調査されて、その結果「アウト・オブ・フェイズ」になっていなかったといろんなギター雑誌にレポートされた結果を受けてだと思う
しかしこれは早計ではないかと。