ワッチョイありのスレがあったんだな。

乗算回路の実装は、いくつか方法があるがどれも高精度なものは難しくて部品点数も多くなって
基礎理論を学んでない人にはちょっと無理だろうが一番古典的なものを一応書いておこう

@BPトランジスタのベースエミッタ間の遮断領域のいわば漏れ電流は対数に近い特性を持っている
 これを用いてまず対数変換を行う。
A対数変換した演算結果を今度は足し合わせる。
B演算結果を今度は対数変換を行う。
 大雑把に言うとオペアンプの負帰還に@の変換回路を入れて逆特性を得ると言えばイメージできるか
対数の加算をして復調すると乗算器になる、というわけ

因みに、ここでNPNバイポーラトランジスタのB→E間PN接続と同様に
NchJFET(モノポーラトランジスタ)のS→G間のPN接続は「遮断領域で使われる」
素子の物性の話になってくるので、高校で物理をとってなかった人にはちょっと難しいかもな