キューバもホンマホもフィジーもSwieteniaで
同じ種なのに何でフィジーが輸出を増やしたか?
答えは外来種だからだがそれ以外にもカラクリがある
フィジーでは1955年辺り植林が始まり伐採は2003年から
伐採サイクルは最大でも40年、標準で25年
樹径は100年で70〜80pだから25年だと大きくても50p以下
この位ならキューバやホンジュラスでも育てられた筈
なのに枯渇したと言われるのは例え本場であっても
本来の品質を発揮するだけの樹齢が足りないのが主な理由だ
当時物ギターで使用された樹齢100年以上1〜2メートルの巨木が
乱伐で姿を消し若木に頼った事で徐々に木質が落ち始めた
フィジー産もあと50年待って伐採すれば幾らか品質は上がる
しかし40年以下の合板や建材用の若木をホンマホ同等品と
して使用する限り本来のホンマホ同等にはなれない
産地や樹種が同じでも成長期間だけはどうしようもない訳だ