9度って書いてあるそこ、実際は2度だから
「コードトーン+テンション」っていう言い方だと語弊があると思う。
コードトーンにテンションノートを「足す」のではなくて
コードトーンとテンションノートに「分ける」という意味だからね。

オクターブ違いの2度と9度を同じ音として捉えることにしてるわけ。
ルートからの度数ではなくて、単に音名の代わりにしてるということ。
つまりこれは度数を把握する為の書き方じゃないということ。

こういうことを本当はきちんと説明するべきなんだよね。
教本なんだから。

宇田さんは人には「近道は無い」と言ってるけど
自分は説明を省いて近道しちゃってるよね、これ。
「ちゃんとやるなら3年かかるぞ」という主旨なんだから
学校で3年かけて勉強する分の教科書くらいの厚みと内容は欲しかったね。