自作エフェクター 58
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自作エフェクターに関するスレです。
dat落ち回避の為なるべくage進行で。
頭のおかしい人を見かけても相手をせず、スルー、NGリストに放り込みましょう。
エレキギター/ベースの関連機器等の話題であれば特に制限しませんが、
以下の内容等の書き込みでレスがつかなくても怒らないでください。
・既製品のモディファイ(改造・調整など)
・アンプの自作
・小規模/個人の製作〜既製品(オークション出品を含む)の評論・使用レポート etc.
専門スレがあればそちらも参考に。
電気・電子板もどうぞ。
前スレ
自作エフェクター 57
http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/compose/1489994279/
>>2以降も参考に >>208
シリアル接続がわからんけど、通信したりデジタル規格じゃない普通のアナログ増幅回路でいいなら
インピーダンスと取れる電流から大体決まるよ
楽器用ならローパス兼ねることが多いけど
シリアル接続がダーリントンとかカスコードの様な具体的な回路を示すならわからんすまん 一応、交流動作の場合はカップリングコンデンサを無しとみなせる為、ドレイン抵抗と次段のベース抵抗は並列となります為、充分大きいものが好ましいです
100kならまあ大丈夫かと。 秋月でBBD販売(v3205)@\370 vca(v2164)も 少し前からOTAも扱ってるし、楽でいい。
買いづらい頃にやっと見つけたのを大人買いして部屋にレールでためてる側としてはモヤるけどw 基板レイアウトでV+ラインとGndラインは離した方がよいとかってある?
ブレボタイプはすぐ隣を並行して走ってるし、関係ないとも思うけど 接触したらダメだから離した方がいいんだろうけど、コンパクトにレイアウトしようとするとそうもいかんことが多いな、自分は。 そういや3PDTスイッチへのINとOUTが近すぎると良くないっつー宗教みたいなのもあったな 宗教というかそれは事実ではあるし…
ゲインポットに向かう配線はシールド線に、みたいなのと同じ 宗教って言葉使っちゃうと根拠なく、みたいな意味になるから不適。
結局他の条件とのトレードオフでデメリットと比べ優先すべきだから採用されてるんだと思うので。
純粋にクオリティ考えたらフィルム採用すべきだが容量とかサイズの問題で電解使わざるを得ない、て場合と同じ? >>218
ラブペ型とかいうやつか?
in-out離すとオフ時に基板inを接地させる為には配線・接点が冗長になるってやつかな
どっちを採るか
ただ自分も離す意味は解らん。。,
>>216同様にショート回避の安全性の問題のような気もするが・・
>>219
それはなんとなく解る
DC(を含む)ラインの配線を延ばす場合の話だと思うけど
でもゲインポットがバイパスのgnd側に配される場合はその限りじゃなくなるしね
3PDTでledは中の列がいいとか、これもDCの影響を減らすという意味なのかね? ブレンダー回路について
ソースフォロワの後で分岐(send)するタイプで
outカップリングCの手前で分岐させる回路があるけど、
これはsend先のエフェクタの入力のカップリングCに依存するということ? >>221
・パターンの引き回し電源ラインとGND間の距離は電圧の問題でDC9Vだったら0.5mmもあれば十分過ぎる
低電圧で考えるべきはどっちかというとGNDとの線間容量とか耐圧ではなくて
パターン自体の太さと長さ。○太く短く ×長く細く
・スイッチの寄生容量はまったく別の話で、キャパシタンスの話だからDCはあまり関係ない
切り替え時のインパルス応答としては高調波が発生する可能性よりも
信号ラインの定常波として正帰還が発生して発振、の方がまだありえる事例。
定量的に考えて、100pFの寄生容量があったとして10kHzでのインピーダンスの絶対値は160kΩ
可聴周波数ではあまり関係なさそうだけど、ハイゲインの歪みものなんかだと発振の原因になる可能性はゼロではない >>222
具体的な回路として、目的として何を知りたいのかよくわからん 初めまして
goosoniqueworxのseventheavenを作ったのですがバイアス調整しても歪みが薄く実機の動画の様なハイゲインな歪みになりません
今回初めて回路図から自分で実体配線図を書いて作ったので何か間違えているのかと思い何度もチェックしたのですが自分では問題点を見付けらませんでした
配線図の間違え、改善点等有りましたらご教示いただければ幸いです
参考にした回路図と実体配線
http://i2.photobucket.com/albums/y26/goosonique/seventheavengworx.jpg
http://4.bp.blogspot.com/-1xn3n9wFckk/U61vXSYXDMI/AAAAAAAAH_8/HcOzBzitOj8/s1600/Goosoniqueworx+Seventheaven.png
手書きで見辛いかもしれませんが…
http://imgur.com/90Lt0Oi.jpg Eagle CADでも導入しなよ、回路図の入力が合ってれば配線ミスがかなり減る >>226
ドレインのとこのポットはいくつぐらいに設定してる?
テンプレにある簡易プローブ使って音だしなが確認するとどこまで正常に動いてるかわかるよ 参考にしたという回路図見れんけど、公開できないとこにあるやつ? >>227
一応Fritzingは入れてあるんですけど使いこなせてなくって結局手書きになりました…
>>228
バイアス調整のトリマーの事ですかね?4.5〜5vで合わせてその後耳で調整しています
簡易プローブで各fet をチェックしたのですが音声信号は来ています
どれかしら(若しくは全て)増幅しきれてない様な印象でした >>229
今確認したのですが直接リンクからだと見れたのでそちらからお願いします veloの方は18vに昇圧してるけど、それは知ってた上で外してるんだよね?
残念ながら自分には他は良さそうに見えた。 >>232
はい、18vの電源あるので内部には組み込みませんでした
そうですか、そうなると基板上でのミスですかね… あと人に見てもらうとしたら、要所要所、例えばfetの各ピンの電圧を書くとか、かな。
それから基板の表裏の写真をあげるとか。 ところでveloのレイアウト図、verifiedって右下にないけど古いやつ見てるのでは?
ググって出てくるのみてたら、veloのカット数とジャンパの数違うのがあったけど。 こっちがverified(検証済み)
上のは数ヶ所間違いがある
間違いのレイアウト図上げて自作したって騒いでる日本のブログがあるが
そのブログは毎回自作していないので注意
http://johnkvintageguitars.homestead.com/Effects/Fuzz-ODs/7thHeaven/001-7thHeaven.png 格段で増幅が足りてないんじゃない?音は出てて歪みが足りない感じなんなら >>235
基板の写真撮ったので貼りますね
http://imgur.com/O1021Ps
http://imgur.com/W6BykW6
guitar fx layoutsにあがっているJohn Kallas氏のレイアウトですよね
検証済みとはなっていないけど回路図に近いからと古い方を見てました >>236
定数がちょこちょこ違うとは思っていたんですが間違ってましたか…
え、あのブログってそうなんですか? >>237
自分でもそう感じます
増幅を上げるにはどこを変えれば良いのでしょうか? まず間違ってる事を疑え、というかいくつか回路図あるなら比較しろ >>240
電源は9vだよね?
電源からドレインに繋がる可変抵抗器で増幅率が変わるよ
FETの基礎を勉強するいいチャンスかもよ
大雑把に言えば抵抗を大きくすれば増幅率が上がって、小さくすると下がる
正確にはだいぶ違うけど大体
ドレイン抵抗/ソース抵抗
で大体の増幅率出るよ >>240
手書き図9vって書いてあってtrim4.5〜5vで合わせてあるらしいけど
18v入れてるのならドレイン抵抗もっと上げれば?
(もっとも元が9vモデルだから9vでそれなりに歪んでないとアレだが)
ざっと文読む限りveifiedは定数変更と大きな違いはプレゼンス/トレブルのpot位置のようだけど
あとveified図にも書いてない(別の人のmod)Q4のGの接地抵抗値を上げてVolPotの定位置を変えてるようだ
この辺は歪にはあまり関係ないと思われるけど
自分ならtrim値が大きいので格段を出力をそれぞれ抜き取ってみて耳でゲイン(バイアス)を調整かな。 もしかして単純にドレインを9vで調整して18v入れるとか? >>245
それを言っちゃおしめーよw
と言いたいところだけどガチでドツボ「ハマってしまった時には本物買って比べるのもありだよね
まだなんとかなるレベルと思うが >>242
9v18vどちらも試してみたのですが歪みの量と音量は上がるのですがやはりハイゲインと言えるレベルにはなりませんでした
なるほど、自分でもfetの増幅についてもう少し調べてみます >>243
18v繋いで調整しても歪み不足は解消されなかったです
そうなんですよね、なので9vでそれなりに歪ませれる様に何度もバイアス調整したのですがダメでした
Q4の抵抗を500kから1mにするってMODですか?
各fetから音出ししながら調整もしたんですがやっぱり増幅が足りてない感じでした 語弊があったかも
>>もしかして単純にドレインを9vで調整して18v入れるとか? X
>>もしかして単純にドレインを9vで調整して18v入れてるとか? ○
例えば一段目Rs820Rに対し9vならVdを4.5〜6v辺り(Rd10k前後)
18vなら〜10v辺り(20kR前後)まで上げてみる
とかいうことね
9vの調整のまま18v入れると逆に振幅は小さくなるかもしれない >>252
18vでは測定せず耳で調整したので数値は分かりませんが9vと値は変えて音出ししました
本来18v駆動だと歪みは少し減ると書いてあったのできっとそうなるかなと思います >>253
ひとまずDSGの電圧とドレイン抵抗の値を
そっから各抵抗に流れる電流を計算かな
一緒にFETのデータシートを探すと良いな >>253
バイアスの(範囲が合ってない場合の)振幅の話であってそれとはまた違うのだけど
昇圧で歪が減る/増えるはオーディオ見地と楽器見地の違いであって(いい加減誤解が蔓延してるようだが)
例えばj201だとVpは低いので入力段階で既にクリップしやすい
前段で(ほかのfetで)歪のない高ゲインを作れば(作っても)次段の入力でよりクリップすることになる
なのでj201のこういう使い方で昇圧によって歪が減ることはそうないと思う
オーディオ的な意味での(歪が減る)は
正しくはVpの高いfetで(増幅率は低いので)昇圧によってゲインを稼ぐ、というのが正しい >>238
言葉悪くてすまんが基板裏のハンダ付けがあんまりきれいじゃないな。
そういうとこの不備もちょっと疑っちまう。 もう多分そこらへんだろ、どっかはんだ不良で繋がってなくて影響出てるんだろ 確かに数箇所あやしい所あるね
1ピッチを強引に半田で繋げてあるのか無いのか、とか J201のデータシート見てみたけど
ttp://www.experimentalistsanonymous.com/diy/Datasheets/J201.pdf
いわゆるピンチオフ電圧:データシートでの記載はVGS(off)は0.3〜1.5Vとかなり幅広い。
入力で歪むかどうかはIdss次第かな。
これがどういう数値かというと、例えばVgsoffが1.5Vの場合
前段で9Vフルスイングしたとして(JFETの場合はまずしないんだが)
半分に分圧して4.5Vp-p→2.25Vo-p→半波のアタマ1/3がクリップするかしないか、くらい どっちかというと、出力側で歪ませる方向と思うんだけどなこれ。
というのが、増幅率に関してはドレイン抵抗が100kと結構バカ高い値なので。
Vgs-Idグラフから推測するに中心値でVp1V程度としてIdss=3mってとこか。
ソース抵抗はざっと見ると1kくらいで自己バイアスは0.5Vくらいあるかも
この時のIdが1mAとして、100kのドレイン抵抗をドライブすると出力はグランド側に張り付く。
そもそもなんで100kのトリムをドライブしてるのか謎なのはおいといて
・まずFETの型番再確認と、できればIdssの測定
・それができないのであれば、トリマー調整は耳頼りではなく、Gnd-ドレイン電圧が4〜5Vになるように調整
・その時の、各段のGnd-ソース間電圧をメモ (以下、データシートをある程度読める人向け)
Vgs-Idグラフの傾きが順方向アドミタンス≒(増幅率/ドレイン抵抗)で
凡そ(2〜3mA)/(1V)程度と推測
;ここでポイントは、Vgsoffの値との対応で「このデータシートにJ201のVg-Idグラフは具体的に示されていない」と読める。
ここまでを仮定した上で
100mVppの交流電圧を印加した時に、Idはバイアス電流を差し引いて0.2〜0.3mAの電流変化と推測。
つまりは数十kΩのドレイン抵抗で、この石を使ったゼロバイアスソース接地回路は飽和し得る。 >>261で電源電圧を勘違いしてたので一箇所訂正
×Gnd-ドレイン電圧が4〜5Vになるように調整
○Gnd-ドレイン電圧が9V前後、つまりはVdd/2くらいになるように調整
ちなみにピンチオフ電圧側のみで歪ませたい場合は、この出力バイアス電圧はもうちょっとVdd側に寄せたほうがいい。
トレードオフでゲインは下がる。つまり段数をもっと稼がないといかんのよねこれ たまに大きく外れた値のものが混ざってたりする事例あるらしいから(まあ中華の場合だろうけど)
確認の意味も含め使う固体のVGS(off)/Idssは計測しといたほうがいいね
因みに自分の計ったJ201のvgsoffはほとんどが1v未満(0.8~0.95v辺り)だったかな
たまに見るけどそもそも9〜18v駆動のJ201のドレインにtrim100kは無駄に大き過ぎると思うな
有効範囲がピンポイントになり過ぎて調節しづらいばかりだし 詳しいね
てことはドレイン抵抗40kあたりから60kぐらいでいい感じになりそうなんだね
どこまで飽和させてるのかわからんけどこの飽和させ具合が歪みの個性になるし現物はどのくらいなのか気になる 何故か書き込めなくなってました…
>>264
ノーブランド品なのでそれもありそうですね
計測方法を調べていたのですが治具がないと測れないのでしょうか?
トリム100kなのはこのエフェクターの元ネタがBogner ecstasyのドライブチャンネルの模倣だからなのかなと思います
http://www.4tubes.com/SCHEMATICS/BY-BRAND/Bogner/Ecstasy.gif >>263
電源電圧/2で調整してソースの電圧を測るとゆう解釈で大丈夫でしょうか? >>256
見苦しいハンダ付けで恐縮です
目視で怪しそうな部分は導通確認してたのですが見落としがあるかもしれませんね >>267
とりあえず今の現状のDGSそれぞれの電圧とドレインの抵抗値測定だね >>265
バイアス電流が低く見積もって0.1mAとしても、40KΩのドレイン抵抗の両端電圧は4Vになるよね?
データシートのグラフ、あるいは見積もり値をちゃんと見て言ってる?
推測のバイアス電流は「自己バイアス0.5V→1mAとして」と書いたよね私は。
バイアス電流が1mAとしたらドレイン抵抗電圧は40V>>(電源電圧=18V)
つまりグランド側に張り付いて使い物にならない。
>>266-267
12AX7のプレート抵抗には200V以上の電圧が印加されるので全くの別物と言い切って良い。
抵抗値をそのまま移植するのは素人仕事だと思う。
三極管とJFETは二次関数的なカーブが似てると言われるが、飽和に関してはケタが違う話なんだよね >>269
回路動作を説明できないバカに限って半田技術がどうのこうのって話しかできないように思う。
バカは黙っとけ いや、JFETが似てるのは5極管のそれであって、3極は部品いくつか利用しないと似た特性にはならんよ >>268
いや、趣味の工作だし、きれいじゃなくてもいいんだけど。
怪しそうなとこはテスターで接続確認したってことかあ。
自分の場合は、ショートしちゃってないか、もテスターでチェックするわ。
特にプリント基板でないユニバーサル基板だと配線の引き回しとかハンダブリッジでショートしやすいから。 あー回路動作を説明できないバカって俺のことだわ。
ハンダのこと言ってるのも俺だわ。
雷は俺に落としてくれ。
ところでバカついでになんだが、この回路Q4まではDから次に送ってるんだが最後のQ5だけSからなのな。最後もDから出力するとどうなるんだろ? 最後にバッファは伝統
最後も電圧増幅したらぐしゃぐしゃになるよ >>266
専用の治具まで作らなくても
jfet testerやjfet matcher検索で計測回路出てくるよ
簡易回路ならブレボ上で簡単に組んで計測できる
>>276
Q5はバッファ(ソースフォロワ)だね
用途・好みだけど省いたり最後も(それなりの増幅率で)Dから取る人いる >>277
>>278
ああ、バッファとしてのQ5だったのか。
勉強になったよ。
ありがとう。 >273
そもそも5極管の電圧増幅ってギターアンプでは殆ど使われないというのがまず一点。
オーディオ畑の人の認識としては「3極管の方が線形性が高い」みたいなのは実際あるんだろうけど
それと同様に「3極管は2次歪み、5極管は3次歪み」って言葉もある。
偶数次歪み≒非対称歪み、奇数次≒対称歪み
加えてもう一点。最初の話とちょっとかぶるけど、ギターアンプに於ける
5極管はそもそも電圧増幅ではなく電力増幅で使われる。
プリ管:12AX7 パワー管6L6のプッシュプル
ちょっと、プッシュプルで非対称歪みが発生する機序を説明してくれるかな? まあ、嫌味な言い方をしたが、VOXのパワー段のA級動作の話をしてると受け取っておこう。 焦点が微妙にずれるが、、、
真空管回路を自作してて思うんだがパワー管で歪ませるってよく言うけどその前のフェイズインバーターで歪んでしまわない?
個人的によく言うパワー管の歪ってフェイズインバータの歪じゃねーかって思う
だからと言って再現できないんですけどねw 焦点としてはボグナーのプリ管=12AX7という3極管の話だったわけだからアレではあるけど
位相反転段:12AU7系なんかも3極管の話だね。 よく言われる「フルアップするとクリアーな歪み」みたいな話は
プッシュプルのパワー管がどっちも出力として飽和した時に、偶数次倍音が相対的に減る≒対称波形の矩形波に近付く、という説明はできる。
ただし、これはマーシャルとかを実際デカイ音でフルアップさせないと実感できない話だから、印象論としてミュージシャンとしての経験にかなり依存する いや何をファビョ立てるのか知らんけど、ただJfetの特性は三極管じゃなくて五極管に近いよねってだけの話だぞ。 IdssとVp測りました
Q1
Idss 1.59mA
Vp 1.412V
Q2
2.20mA
1.726V
Q3
1.95mA
1.632v
Q4
1.79mA
1.512V
Q5
1.29mA
1.268V
測定回路はこれを使いました
http://www.sabrotone.com/wp-content/uploads/2011/01/JFET-testing.gif >>270で書かれていたように
まずは基板上でDGSそれぞれの電圧を測るべきだったな >286
Idss実測値を見ると結構高めだな、先に出したJ201のデータシートからすると規格外のものもある
中心値:Vgsff1.5V Idss2mA 程度と読んで
以下、ちょっと説明しにくいので2SK30のグラフを見ながら
ttp://www.e-ele.net/DataSheet/2SK30A.pdf
2ページ目の右上のグラフ「Id-Vgs」を見る。
@X軸との交点が1.5V近辺にあるカーブを見る
AそのカーブとY軸との交点がIdss…2.8mA程度か。
Bここから「手持ちのJ201」の特性は、「このグラフのY軸の値を1.5で割った程度」とざっと推定できる
C破線と実線との交点が動作点になる。
ここで注意点は破線は抵抗値が傾きなのでY軸の数値が変わると、破線は自分で引きなおす必要がある
例えば、Rs:ソース抵抗1kΩの場合は「原点から2V-2mAの交点に向けて定規をあてて鉛筆で線を引く」 fetそのものの特性もだけど、基板の上で5つのfetのDGSそれぞれの電圧測るのも必要かな。
どこか、変に繋がってなかったりショートしてたらおかしな電圧になってるだろうから。 C以上の操作をして、私が読んだ動作点は
「Rs1kΩに置いて、Vg-0.9V、Id0.4mA」といったところか(自分でも同様の操作をして確認して欲しい)
Dこの動作点を中心にスイングする波形を考える
a.ソース抵抗と並列に大容量のコンデンサが入ってる場合は
動作点から垂線を引いて、これを横にスイングする
b.ソース抵抗をコンデンサでバイパスしていない場合
先に書き入れた、抵抗値に応じた破線を傾きを変えずに横にスイングする 例えば、初段だと820Ωに0.68u(これはたぶん後述するがちょっとややこしい値)
動作モード:aと仮定した場合
200mVppの交流電圧を印加するとIdの変化幅は0.3〜0.6mAといったところか
ドレイン抵抗を10kΩにすると「4Vを中心に3Vから6Vまでスイングする」
つまり0.2Vpp→3Vppで「電圧増幅率は15倍程度」
(厳密には動作点のアドミタンスから算出するのが増幅率だけど、今のとこはこれくらいまでしか理解できないと思う) 同様に、動作モード:bの場合を考える
(具体的な数値計算は省略するが)これはaの場合よりかなり低い増幅率になる。
以上を踏まえて、今度はソース抵抗とCの考察
RsとCsの交流インピーダンスについて考える。
質問者が複素インピーダンスの計算ができるとはちょっと思えないが一応ちゃんとした式を書いておくと
「各素子のインピーダンスの逆数(アドミタンス)の和の逆数」が、並列回路の合成インピーダンス
1/(1/Rs+jωCs)これを有理化してフェイザー表示にして絶対値と位相角を求める。たぶんできないと思うので今回は違う方法をとる ωとは周波数の関数:2πfで、これを固定値として色んな条件について
「Csのインピーダンスの絶対値」のみについて考える。
@100Hzの場合:
0.68uF,100Hzをコンデンサのインピーダンスの絶対値の式
1/2πfcに代入(途中の計算省略)2.3kΩ程度か
これは、並列に入ってるソース抵抗680Ωより十分でかいので
「低域に於いてはこの回路は動作モードbで動作している」
A1kHzの場合
同様にCsのインピーダンスの絶対値は230Ω:Rsより若干低い。
これはコンデンサのインピーダンスが支配的で動作モードaに近い動作をする、ということ。
Bでは、どこで支配性が逆転するの?という話
R=1/2πfcをfについて解くとf=1/2πRC→344Hz
つまり、高周波での最大利得は15倍だけど、中低域がカットされた増幅回路、ということになる
ギターの中心周波数で10倍ってところか >293
お前みたいなバカな上に性根の腐ったクソガキどもがつまらん突っ込みを入れるから、厳密なセオリーを併記してんだよ。
肝心なとこはそこじゃなくてな、
アナログ回路、特に真空管やJFETの動作点の特定とか動特性の解析ってのは
厳密なセオリーを知らなくても、鉛筆と定規を使って、自分の手を動かして線を引いて読むって事をしたという経験が重要なんだよ 半田不良、バイアス等設定を除外して残る不具合原因は
可能性は非常に低いけど、FETのピンアサイン。
J201とK30のデータシートを見比べると分かると思うけど
印字面を正面に見て右からJ201はGSD、K30はDGS
セカンドソース品というか出自が不明な石っぽいし一度確認してもいいかも
デジタルマルチメーターは持ってるっぽいので
確認方法はゲート(と思ってる端子)とソースの間をダイオードモードで測定
ソース→ゲート方向でダイオード接続してれば合ってる。逆だったら「ピンアサインが違うニセモノを掴まされた」 ゲートとソースが入れ替わった状態の石を、自己バイアスソース接地回路に使ったらどうなるか?
入力がソース、ゲートが定電圧、ドレインが出力、いわゆるFETスイッチになる。
増幅率は1以下、というか、単なる数KΩの固定抵抗みたいな動作をするはずなので
出てる症状と合致はする。 自作スレにたまにこういう熱いオジイチャンが出てくるのはわりと昔からの風物詩だよな、とか思った ま、多少わかりずらいのは文字だけだからってのもあるし
勉強になる分ありがたい話さ >>286 で測定してるから、ピンアサインが違うってことはないことないかな?
でもそれで解決して、足差し替えたら思った通りに動いたってんなら最高だな。 >>297
確認したら1番→2番ピンで接続されていたのでとりあえずQ1だけ足入れ替えてみたのですが元よりも歪まなくなりトリム絞り切っても電圧が7.3vまでしか下らなくなりました
あと足入れ替えて治具で測ったらIdssはほぼ同じでVpが0.1mVでした ピンアサインは間違いではないっぽいな。元に戻して続行
増幅率計算はやってみた? ところで、私も今までテキトーにしか見てなくて気付かなかったけど
(回路図ではなくて実体配線図とレイアウト図なので面倒くさかったので)
手書きの実体配線図を読み直してみたけど、これ二段目以降のソースって抵抗と並列でコンデンサ入ってないね。
この手のFETのヘッドルームで歪ませる回路って増幅率稼ぐために普通は自己バイアス抵抗をコンデンサで交流的にバイパスするんだけど 3極管が云々の話のときにあげてたボグナーの回路でいうと
ttp://www.4tubes.com/SCHEMATICS/BY-BRAND/Bogner/Ecstasy.gif
二段目のC4:22uFがそれと同じ機能
目的ののSeventhHeavenだったっけ?とは別物の回路になってしまうけど
4段目くらいまでのソース抵抗を10uFくらいの電解コンデンサで交流的にバイパスしてしまえばゲインはあがるはず 一般論としてJFETソース接地回路の特性を考える
ソース抵抗をコンデンサでバイパスしない場合は、これは二種類の機能を持つ。
@DC的な自己バイアスを決定する
Aソース電位が交流的に変化する→NFBとして働く。
つまりソース抵抗を大きくすると負帰還が大きくなって増幅率が低くなる、ってわけ
違う言い方をすると
「ソース抵抗が大きいソース接地回路」のドレインではなくソースから信号を取り出せば
それは「ドレインにも保護抵抗が入ったソースフォロワ≒バッファ」ってことになるでしょ AのNFBとして働く、という部分の機序がイマイチ理解しずらいかもしれないので補足
ソース抵抗が、入力(ゲート電圧)と同じ位相の電圧変化をした場合
ゲートソース間電圧(Vgs)は打ち消しあって小さくなる。 以上を踏まえて、現状、この回路は
1段目と二段目でせいぜい10倍ずつ程度(次段に送るときに抵抗分圧でそれぞれ半分くらいにしてるので)
コンデンサ入ってない3段目4段目は5倍もあるかどうかってとこじゃないかな
一般的に、オペアンプものとかでもハイゲインディストーションって言われるような回路って1000倍くらいの増幅してるんだけど
この回路はヘッドルーム(≒電源電圧≒クリッパのスレッショルド)が高いのでそれ以上の増幅率をもってないといけない。
つまり増幅率が正常な動作仕様として足りてないんじゃないかな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています