仮に「African Mahogany」と「Mahogany」の表示で使っている木自体が違ったとしよう。
そうすると、何もつかない「Mahogany」という木が一体なんなのか、と言う問題が出てくる。
実のところ「African Mahogany」とはマホガニーとついてはいるが品種としてマホガニーとは別物となる。
アフリカンマホガニーとはカヤの商品名であり、マホガニーに似た見た目をしていることからそう名付けて売り出された
マホガニーの代替品なのである。

では単に「マホガニー」と表記した場合、その名にふさわしい木とは何か。
本来の意味で言えばそれは「Cuban Mahogany」と言うことになろうが、100年以上前にほぼ枯渇している幻の木材である。
現在手に入る中でマホガニーと呼べる物となると、それはやはり「Honduras Mahogany」もしくはそれと同じ樹種でホンジュラス以外の
地域で生育した「Genuine Mahogany」と言うことになるだろう。

つまり表記の違いで使用されている木材が違うとするならば、単に「Mahogany」と表記される日本国内向けの製品に使用されているのは
よりグレードの高いホンジュラスマホガニーと言うことになるのである。

日本国内向け勝利だなwww