>>581
アーチトップのプレス合板は第二次大戦中に開発された技術の応用だよ
当時としては画期的な木材利用法で、さまざまな分野への応用が期待されていた
ギブソンは大戦中に既に合板ギターの研究を始めていて、商品化できたのが戦後1947年頃だったかな
もちろんコストを下げられるメリットもあるが、それ以上に自由な形に木材を立体成型出来て強度が高いことに価値があった

ギブソンの合板アーチトップでトップ落ちが見られるのは、
湿気の多い環境での経年劣化の他に、力木にすのこ状に鋸目が入れられて貼り合わせのコスト削減をしていた時期の影響が大きい
現行品などでは力木には鋸目がないので耐久性はかなり上がっているはずだ
俺のES-175も1994年製だがトップ落ちはしていない