Laminated Mapleは合板(単板突板を接着したもの)なんで、材質のハイグレードもなにもないんだよね。
合板だからこそプレスで成形してアーチをつけられる。
ギブソンES330も合板だから青島製レギュラーラインと同様の音色。(>>757, 762)
実際50thなんかはメンテナンスでナットの微調整をする程度でプロが演奏に使えるような高品質だね。
ただ昔は合板プレス工法の楽器は、板の変形によって良い響きが得られにくく、長期間の利用にも耐えきれないと言われていました。
でも合板のヴィンテージだってあるし、いまはそんなことないようです。プレス工法技術の進歩のおかげです。

エピフォン青島は合板プレス成形(Laminated Maple)、エピフォン日本は単板削り出し(Maple)が多い。
青島製と日本製で差が出るのは同モデルで単板削り出しがある場合。
単板削り出しのアーチはGibson L-5とかLimited Elitistとかが該当する。
単板削り出しの場合には職人(最近はCNCを使ってる)の加工技術がものをいう。
もっとも普段弾いてる人でないと差は聞き分けられないぐらいそっくりだと思う。
バイオリンの単板削り出し品の価格を考えたらLimited Elitistとかがいかに安いか理解できる。
EASTMANも「単板削り出し」専門のメーカーです。これらはCNCによる低価格化のおかげです。