>>56
ローズも軽いという悪い意味ではなくて、軽快とでも言えば適切かと思います。
あれも良い個性だと思います。ここ一番の押し出しの強さとか、タッチに負けないコシの強さを求める場合に
マダガスカルとかハカランダの方が合っているという考えは理解できます。
軽めのタッチだとか、繊細な弾き方、伝統的な軽い作りの楽器などではローズでも本領を発揮できると思います。

国内、海外でもそうですが、マダガスカルや中南米ローズに切り替えている作家は材のストックが無いからで
ハカランダを未だに使える作家は古い材を持つベテランで、若手中堅は代替材に変わっています。

ご存知のように、トップの材と作りの方が音に対する影響力は強く
サイドバックは音の傾向に少し影響するという感じかと思います。
また、同じ作家でも、材だけでなく、出来の良し悪しがあるので、材料、見た目にこだわらずに
音で出来の良い楽器を探すのがベストだと思います。よって個人でのオーダーはしない方が良いです。
個人的な意見ですが、ショップオーダーから好みの作品を探すのが一番との結論です。