>>98
(とりあえず、そのコピペについては同感。)
イデオロギーについて、、、
辞書的な意味は調べればよいが、僕が言ってるのは、君が想定しているよりマクロな意味かもね。
ともかく、常にイデオロギー的に規定されている音楽の境界、
あえてカントでいえば「批判=クリネイン=分離する」を
どこに照準を合わせて行うか。ケージがそれを問題にしているのは認めよう。

しかしながら、その純粋な成果物に対しては、
トリビアの泉に晒される程度の見世物だ、と決めております(あれで知った)。
アイロニーというなら、
まずもってそのアイロニーが前景化した状態を前にして、
僕が感じたことこそ、最初の書き込みだった(・・・なんだこれ、と言った)。
>>97氏のいうとおり、勿論それは個人の嗜好だね・・・2chだし。

ナルホド、アイロニーとしての笑いは確かに浮かんできそう。
でだ。僕はそのアイロニカルな態度を攻撃したいのだよ。今さら・・て思っちゃったぞ。

後、「逸脱」を「拡大」に訂正されつつあるとしたら、それも納得いかない。
単純に、実物をみよ、だ。
逆に、言葉通りの意味での拡大なら「現代」と「音楽」の間に「の」が入る。普通だ。
そりゃ、それ批判したらおれiPodに何入れればいいんだ。
いや、HPSCHDは入れません。

最後。僕は勿論詳しくないが、ちょろっと文献学してみた。
一度に書けないが、ケージ自身は、「何も失っていない」「むしろ獲得している」と言っている。
アイロニーでもあるだろうけど、少なくとも彼の文字通り「前衛的」な態度を理解すべき。
ケージを聴くというとき、はっきり言って、その程度では甘いと思う。
そこまでで終わりなら、僕が一番非難したかった相手だ、君は。