音楽とか作曲って「正しい」「間違い」の問題なのかな?

「こんな作り方をしたら音楽じゃない」なんていうものあるのかな?そう決まってるの?
元をたどれば(それこそクラシックが生まれるずっと前)最初から音楽にルールなんてあったと思う?
昔の小さな田舎町やアフリカのど真ん中にある集落だって、ハイドンやベートヴェンなんか知らずに音楽作ってたよ?それって間違い?
極端な話、原始人たちだって適当にホネとか石とか叩いて音だけを楽しんでたかもしれない。それって間違い??
それだって立派な音楽だし、そういう最初の一歩がなければ音楽そのものも生まれてなかったかもよ?

そんなところから音楽ってのは進化してきたんだろうし、ルールや法則なんて後から生まれた人たちが勝手に作って勝手に決めただけじゃん。
音楽っていう概念が進化する過程でそういうのが生まれただけの話だと思うけど?
今だってその過程にあるだろうし、これから新しいスタイルや法則も生まれるでしょ?
それを「こういうのが正しい」「こうでなければ間違いだ」とか肯定、否定できる?

新しいスタイルが生まれたらいけないの?新しい法則を作ったらいけないの?新しい音楽を作っちゃいけないの?

歴史上偉大な作曲家たちが音楽の形を作ったのも、彼らが勝手にやったことだし(誤解しないでね。別に彼らを非難してるわけじゃない。俺もクラシックは大好き)
ただ、みんな「この人たちがこうしたんだから自分たちの曲もこうあるべきだ」っていう勝手な先入観があるだけなんじゃない?
「彼らが敷いたレール通りに作曲しなければならない」っていう固定観念を持ってるだけじゃない?
実際、そういう法律があるわけじゃないよ?従わなければ犯罪者として罰せられるわけでもないよ?

理屈や法則から音楽が生まれたと思う?音楽は人の心から生まれたんじゃない?

一番大事なのって自分の思いを他人に伝えることじゃない?
何を見て、何を聞いて、何を感じたか。その喜びや怒りや悲しみや感動を伝える・・
音楽ってそういうとこから生まれる/生まれたんじゃない?
モーツァルトやショパンだって、もちろん独自の法則やテクニック作って作曲してただろうけど、
最初はそういうところから音楽を始めたんじゃないかな?
ルールや法則以前にね。ただ純粋に音楽が好きだったから

「音楽はどうあるべきか」より「音楽の大切さ」を考えたほうがいいんじゃないかな?