菅野よう子【著作権の打破】
著作権にしばられるようじゃ、ろくな音楽はできないよ。
ある意味形式の崩壊=現代音楽=なんでもありざんす rakuenの元ネタはBill evansのなんでしたっけ? 今にAIが2時間の交響曲を1−2分程度で幾らでも大量に量産するようになれば、
音楽はオンデマンドで作曲して演奏して使い捨てで、
楽譜を残す必用もないし、著作権も要らないし、
リスナー各個人の要望に応じて、その日の気分で、
こういう感じの曲をとか、もっとテンポの速い曲をとか、
合唱付きにしてくれとか、弦楽ではなくて管楽でやってくれとか、
4拍子ではなくて5拍子の曲をとか、今日はロ短調が良いんだとか、
注文を付けて、その場で作曲30秒、30分の演奏が缶コーヒー1杯分で
ストリーム演奏される、それも世界にたった一つのオリジナル曲で
いま作ったもの。
そういう具合になったら、音楽の著作権の概念は大きく変化する
かもしれないな。