27です。
>>35
組み紐とマクラメ、hempの違いについて。
糸を組み合わせてヒモを作るのに5通りの方法があります。
1.撚る(よる)
 糸を一定方向にお互いに巻き付けあい、太いヒモを作る。
2.織る(おる)
 細く織られた布。
 特徴は、縦糸と横糸がある、縦糸同士は絡み合わない。
3.編む(あむ)
 リリアンなど。特徴はループを作り、弾力性に富む。
4.結う(ゆう)
 マクラメなど。一回づつしばり、ヒモを作って行く。
5.組む(くむ)
 組み紐。特徴は、糸の進行方向は一定して逆戻りしない。
 つまり、ループを作らない。組み方により、弾力性があるもの
 や無いものがある。

hempというのは、麻のことですね。麻紐を結って作った紐。
マクラメは紐だけでなく網状の作品もあります。
すまん、マクラメ詳しくないので知らん。

マクラメは、簡単な方法で、すばらしくバリエーションに富んだおもしろい
ヒモができます。ねじりや字を表現することもできる。組み紐で字を書こうと
すれば、高台という器具で、高度な方法で作らなければなりません。
しかし、マクラメは結うという方法により、ヒモの表面の凹凸が大きくなり、
ヒモが堅くなるので、ヒモを結ぶことが困難です。
組み紐は太いヒモであっても、しなやかで簡単に結んだりほどいたりできます。
そして、ヒモは結んである時が最も美しい。組み紐それ自身でも美しいが、結
んであるヒモはもっと美しいのです。結ぶこと、それによる美しさ、それが組
み紐の最大の特徴でしょう。
古来、日本人はヒモを結ぶのに呪術的宗教的意味を見いだし、結ぶことを神聖
なものと考えてきました。それゆえ、日本で組み紐と結びが発達したのだと思
います。