三条のみすや針が本家
江戸時代初期から約400年、三条に店を構えている。現在17代目。
御簾の中で製法を隠して針を制作していた為、それをご覧になった天皇が「みすや」という屋号をお与えになった。
京わらべうたにも「三条みすや針」って1節がある通り、みすや針と言えば三条。

五条のみすや針は、自称180年の歴史。「三栖屋権兵衛に見習い奉公、文政二年許されて、京都みすや針本舗・三栖屋忠兵衛として創業」と言っていますが、三条の本家さん曰く、のれん分けした事実はない。そしてみすやって屋号であって名字ではない…

京都市民としては、観光で来られた人が「これが噂のみすや針!」って五条のみすや針を購入してたりすると、ちょっとモヤモヤ。