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■ホンダ、新興国向け50万円車 16年度にも発売
★【ニューデリー=庄司将晃】
ホンダが、新興国向けに低価格の小型戦略車の開発に着手した。
2016年度にも、インドに50万円台で投入するとみられる。
中間層が育ってモータリゼーションが進むアフリカなどの市場も開拓し、収益の柱に育てる考えだ。
アジア・太平洋地域の開発・生産を統括する松本宜之常務執行役員が
11日、朝日新聞の取材に「(低価格車の投入は)当然だ。作業はすでに始めている」と語った。
日本でヒットした軽自動車、NBOX(エヌボックス)などの車種をベースにするといったコストを抑える方法を検討し、
インドの自社工場での生産を想定している。
インドの12年の新車販売(商用車含む)は358万台。
ドイツを上回って世界5位に浮上した。
乗用車では、日本のスズキや、「ナノ」(最安なら30万円弱)で知られる地元財閥系のタタ自動車が強い。