2月にモスクワに行ってモス音で11日のバヤを見てきたのでチラ裏。
・ボリショイ劇場は地下鉄テアトル駅を出てすぐだけど、モス音はプーシキン駅から少し歩く。
 入口はちょっと横丁にあってわかりづらい。神殿のようなボリショイと違い、一見普通の建物に見える。
・劇場のWebサイトで席指定でチケットを買ってプリントアウトしておいたのを持参して
バーコードを読んでもらうだけ。ボリもマリも同じ。
 なお劇場、美術館、ターミナル駅、大教会など公共施設入口では必ず持ち物チェックがあった。
・紺と白で統一された清新な内装。
・客席数は1000席未満で舞台と近い。
・客席はボリショイのような傾斜式ではなく、上野のような階段式。見やすさも上野の1階並み。
・日本ではコートを客席に持ち込む人も多いけど、ロシアでは必ずクロークに預ける模様。
 コートを持って客席に入るのは、土足で日本家屋に入るくらい不躾な事なのか。
・広いホワイエの4か所で軽食や飲み物を売っている。ボリやマリは狭いホワイエ、少ない売り口。
・バヤデルカはマカロワ版。黄金像は最終幕冒頭で人知れず踊り、神殿崩壊で終わる。
この日の黄金像はシベリア出身でアジア人のアファナシェフ。面長だけど体形はコロッとしている。
・ニキヤは元々エキゾチックな雰囲気のカルダシュ、ソロルはマヌーロフ、ガムザッティはミキルチチェワ。
 ソロルの友人か何かでミトリエフも出てきた。やはり舞台の上ではノーブル。
・モス音のバレエは1階S席相当が4000ルーブリ、安い席は500ルーブリ。ちなボリショイS席は15000ルーブリ、マリインスキーは8000ルーブリくらい。1ルーブリ2円弱。
 ボリショイのチケット代が馬鹿高のせいか、モス音の観客はお年寄りが多いように見える。
・劇場内で中国人らしいグループはいくつか見たが、日本人はほとんどいない。
そもそもモスクワで日本人観光客はあまり見ない。クレムリンの観光パンフも中韓語はあるが日本語はない。