>>120
CASIO BASICがいつからそう呼ばれていたかは定かではないけど、
1985年発売のfx-7000Gが日本よりも海外で評価されて、
1990年にTIが初のグラフ電卓TI-81を発売したあたりから、
教育市場用にグラフ電卓が広まってその搭載言語TI-BASICに対して
CASIOのグラフ電卓言語もCASIO BASICと呼ばれるようになったと考えてる。
国内では誰もそう呼んでる人はいなかったと思うから海外発の呼称だよね。

グラフ電卓の言語仕様を比較するとCASIOとTIはかなり似ているし、
最初はCASIOの仕様をTIが取り込んだように見えるけど、
最近はTIの仕様をCASIOが後追いして取り込んでいるように見える。

代入の方向が左辺から右辺になる元祖は、
おそらくSHARPのPC-1300のミニフォートランだと思われるけど、
電卓言語では結構多いかも。

502Pが出るまでのCASIOのプロ電はfx-201Pくらいしかなかったし、
その言語仕様的には後に出てきたSHARPのPC-1200にかなり見劣りするものだったから
TI-59やHP-67/97等の海外プロ電も含めて徹底的に研究して出来上がったのが502Pだと思う。

電卓の言語ってメーカーで独自に設計できる分、変なのも多いけど、それがまた面白いところでもあるね。