センスの良さっつうのはよ、その人間が生まれ育った過程で身につくもんなんだよ。
特に家庭環境と幼少期から青春期にかけての多感な時期の状況が一番大事なんだよ。
どんなことがあっても最後はジャンケン大会できっちりケジメをつける
これが初期の東京の踊り場に 集まった仲間通し、地元通しの腹のくくり方なんだよ。

面倒な相手もいるが必ずジャンケン大会で「沈黙・団結・報復」ってのが俺らの誓いの3か条だったってのを覚えておくんだな。
看板しょってる以上負け戦でスゴスゴと帰るわけにはいかないからね。
スポーツマンシップにのっとりジャンケンという厳しいルールの中で相手と戦う。
勝つために血反吐を吐くようなジャンケンの練習を日々繰り返してジャンケン大会にのぞむ、
それが当時の俺達「地元少年野球チーム」のヤル時はヤル覚悟だって言ってるんだよ。
あのころたまの休みに行った踊り場は普段の俺らにとって夢のような
ハッピーで憩いの場、楽しい想い出のひとときだったんだよ!
ジャンケンを舐めちゃいけないってことをよく覚えとくことだな。