東京の踊り場に通ってた当時の若者でもそんなことだけじゃなく
様々な時代の先端に接してこそ感性が磨かれることを知ってた。
例えば映画だって特にアメリカンニューシネマはわかってる奴らは
ハズさなかった。「卒業」「真夜中のカーボーイ」「俺たちに明日はない」
「イージーライダー」などは勿論、「時計じかけのオレンジ」や
「エルビスオンステージ」までここいらをリアルタイムで観てる奴は
文化的な香りのする会話が出来たよ。同じ中高生でもただそれしかない
踊りバカの小僧も居たけどが本筋の遊び人を目指す連中なら新しいトレンドや
色んな娯楽を通じ、自らの感性や文化水準を高めたってもんだ。