>>505 続き
ティムは瞑想について本で読んでいて、悟りについて、高次元の意識について多くの質問をした。
それは彼が瞑想についてよく理解していることを示していたし、
Erinも「沢山の人と仕事をしてきたけど、すぐそんな質問をしてくる人はだれもいなかった」と語った。
またティムは独学で学ぼうとしたがうまくいかなかったらしく、
Erinはティムに辛抱強く、やりすぎない程度に取り組むよう諭したが、
「思い返すと私は彼らの苦労についてよく理解していなかったのだと思う」とErinは言う。

Erinはティムのアイデンティティについて知らなかった。
彼女の新しい生徒が、Tim Berglingであるということを、
「世界的なEDMのDJであるavicii 」ということ以上には、知らなかったのだ。

Erinとティムはプライベートなチャットをするようになり、ティムは人生をもっと明快にしたいし
恒常的な不安をどうにかする方法を取得したいんだと説明した。
また彼は、不安障害が過度な飲酒に走らないでいられないほどに深刻であるとも打ち明けた。
そしてそれはひどい膵臓炎の原因となったわけだけども。

彼は痛みを和らげるという医学的理由から、マリファナを頼りにせざるを得なかった。
エレンはもっと別の方法、彼の問題の根幹を見つけるためのサポートのようなもの、を提案したけども
ティムは瞑想を学びたいんだと頑なだった。
「彼は悪い方向に向かっているようだったし、私のできる範囲で出来ること全てをやってあげたかった」とErin。