ワンフェスで自作美少女系フィギュアを一応、完売する私でも、
博多人形師体験講座の面接を落ちるのです。
形を出す技術、彩色の技術は多少あるはずなのですが、
伝統工芸の観点から受け入れ難いのかもしれませんね。
また逆に、作れること自体が災いしたかもしれません。
面接で熱意は主張したのですが、残念です。
本当に、博多人形師になりたかったのですが。

講座では即戦力を求めるとの事でしたが、採用された方々は、
サークル活動好きそうな年配の御婦人や高卒で就職口の無い若者(造形経験は無く、親が応募したとの事)。
定年で仕事を辞めた男性などを記憶しています。

絵描きさんが応募してきたのは納得できるのですが、
私の主観ですが、趣味で終わりそうだったり、
(本人の)興味の有る無しも不明な方や、
人形師になる前に亡くなる可能性まで考慮されているのか、
そういった方々を採用されていて、困惑しました。

私が講座に採用されなかったという事は、
私に「博多人形を作るな」という事です。
寂しいことです。