某アニメで死んでしまったヒロイン
彼女にそっくりな子とおもちゃ売り場で目が合った
それがきっかけ

しばらく迷ったけど、私を見る彼女の目が忘れられなくて
結局お迎えした
ヒロインの名前をつけて、髪型もヒロインに似せて少し変えた

あのヒロインは死んだんじゃなく殺されたんだという思いが今もぬぐえなくて
アゾンで買ったお人形さん用のクシで、彼女の髪の毛を梳いていると
私の手の中に彼女がいるんだ、という感覚を味わえて
そのときだけは、落ちついた気持ちになる