キャストドールの黄変についていろいろ語るスレ 3
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レジンキャストドールにとって、逃れられない黄変。
遅かれ早かれ黄色くなっていってしまうお人形達について、
多方面から語ってみよう、という主旨のスレッドです。
・今までいろんなスレで出てきた、できるだけ黄変を遅らせる対策や、メンテ方法のまとめ
・メーカーによって黄変対策されたキャストドールについて
・焦げ子はどうなるのか、焦げ子対策
・「黄変する」という事を、大きく知らせずに売られている現状
・里帰りに相当する対応をしていないメーカーの人形はどうするか
等々…。
さらに、実際に黄色くなってきてしまったお人形と、今後どう向き合うか、
そのまま愛でるか、実は黄色い子は愛せないかもとか、
そういう気持ちの問題も含め、タブー無しで意見交換してみませんか。
前スレは>>2-3あたり。
※前スレ
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/doll/1232985880/ 予備知識。
■無発泡ポリウレタン(有機溶剤系ウレタン)…ウレタンはポリウレタンの通称
ガレージキット、キャストドールに多く使用される素材名称。
二液混合硬化型の樹脂であり、混合すると化学反応を起こして発熱しながら硬化する。
個人購入できる注型剤では(株)平泉洋行(へいせんようこう)社のハイキャスト(HEI CAST)が有名。
経年・紫外線などの環境で若干変色する。
無発泡ポリウレタンはキシレンという有機溶剤(液体)で希釈されている。
流動性を高めた液体状態で注型使用でき、原型の再現性が高く、成型後の加工もしやすい。
しかし、金型を使用したインジェクションキットに比べれば若干の型ズレなどが出る。 常温・常圧環境下で混合・硬化する性質、シリコン型使用と組み合わせて手軽に複製品を作れ
個人製作や少量生産に向いている。
混合時に気泡・ゴミが混入し硬化後も残る場合があるが、これは素材の性質上避けられない。
通常ガレージキットなどではパーツ表面全面を塗装してしまう為、小さな気泡やゴミは大きな問題とされず
購入者が自己解決・加工するのが通例。
無発泡ポリウレタンレジンは含有するキシレンの大部分を揮発しながら数分から数十分で硬化にいたる。
硬化後もキシレンは微量揮発し続け、成型品からはいわゆるシンナー臭(キシレン臭)がする。
含有する成分が揮発し減る為、無発泡ポリウレタンレジンは硬化時にわずか(約1〜2%)縮む。
これを「レジンがヒケる(引ける)」と言う。
この現象を見越して、レジンキャスト用原型などは最初からごくわずか大きく作られている。 ■経年変化
無発泡ポリウレタンレジンは経年、紫外線で素材に変化が現れる。
・含有する溶剤の揮発による体積の減少。
これは業者、製作者の作業上投入する溶剤の量により大きく変化し、
溶剤投入量が増えれば増えるほど希釈され濃度が薄くなるので細部の再現性が高まるが、
最終的に体積が減り(レジンがヒケる)、変形が起こり易くなる。
作業上必要な量だけを投入する事が重要と思われる。 ・黄変(変色)、劣化
ポリウレタンはウレタン結合を有するポリマーの総称。ドイツで発明された。
ウレタン結合は基本的にイソシアネート基と水酸基などの
活性水素を有する化合物との付加反応により生成される。
ポリウレタン素材は、加水分解 や 空気中の窒素酸化物(NoX)、塩素、汗などの塩分、
紫外線などの影響で徐々に分解され劣化し、この分解時に色の変化も伴う。
主に衣料方面でストレッチ素材・ゴム紐・合皮生地・靴底などに使用され
製造からおよそ3〜5年が寿命として衣料業界的に認知されている。 「一度も着ずにしまっておいたポリウレタン素材の服をドライクリーニングに出して劣化した」といった苦情が
消費者センターなどに報告されているが、これはクリーニングによるものではなく経年劣化とみられる。
ポリウレタン素材を使用する上で避けられない現象であるが
一般的に「ポリウレタンは必ず劣化する」といった認知度は低いと思われる。
これらをふまえて
キャストドールにおいては経年その他の事由により肌色が黄色く変化する形で現れる事が多い。
繊維などとは表面・体積比が違う上、ウレタン結合には数多くの種類が存在するので
劣化年数は同じに論ずることはできない。
また「ポリウレタン用酸化防止剤,光安定剤と安定化処方技術」なども開発されている。
ポリウレタンの性質について詳しくは以下のCD-Rにて紹介されている。
http://www.gijutu.co.jp/doc/b_1250.htm 英語版Yahoo知恵袋
BJD(asian ball jointed doll) is the yellowing that bad? - Y! Answers
ttp://answers.yahoo.com/question/index?qid=20110102003740AAa7o0G
※asian ball jointed doll=キャストドール
※ yellowing=黄変
エキサイト翻訳
ttp://www.excite.co.jp/world/
ごめんなさい、訂正し忘れてました
次スレからは、訂正お願いします
>>7
このCD-Rは絶版になってPDFデータ販売になってるようです
ttp://www.gijutu.co.jp/doc/b_1380.htm
錬金術工房(ユノア)
キャストドールの黄変やアレルギーについての詳細
また、錬金術工房では購入前にアレルギーテストを行う為のシステム有り
ttp://alchemiclabo.cms.drecom.jp/eshop06 前スレ>997
>実験の続き
>小さめのヘッドパーツを漂白剤に漬けて日当たりの良い場所に1日放置
>結果:また汚れが落ちただけで黄変については特に変化無し
>削った部分はうっすら白く粉吹いたような状態になったので
>もし今後試す人がいたら注意してね
それ、塗料関係で言う「チョーキング」じゃないかな
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0_(%E6%9D%90%E6%96%99)
ウレタン塗料にも起こるから、漂白でウレタン樹脂も劣化して起こったんじゃ?
続いて漂白劣化の経過をレポしてくれたら有り難い 削った部分の表面には微細なキズがあるので
汚れがとれて押さえられてた表面が荒れて光か拡散して
白っぽく見えてるだけならいいけどね… ↑には書かなかったんだけど
日光に当てる前に(遮光した)室内に1日放置した時は
白化はみられなかった
今度も汚れが落ちただけ…削りの有無にかかわらず
パーツの表面は荒れてなかった チョーキングは結合剤の減少だから崩壊開始ってことになるぞ
程度によるが見た目乾いた感があって撫でると手に粉っぽい何かが付く感じ
ただの微細な傷の反射だといいね レジンキャストじゃなくウレタン素材に関するページだったと思うけど
塩素や強アルカリはウレタン結合の樹脂にダメージを与えると読んだ記憶がある 手の中の洗濯バサミが砕け散るときってハンパなくびっくりするよね
紫外線劣化もすごいな 塩素漬け込み+紫外線でダブルでダメージ?
手軽で効果バッチリならもう某でやっている気がする
エステと称して預かってドボンしておけばいいだけだったら
人件費もエステ代もちょろそうだもん 前スレ>>966の実験
ttp://trashbox.homeip.net/nownow/20100905/
では、アルカリ性の塩素系の漂白剤ではなく
酸性の酸素系漂白剤を使用 俺はプラモやるんだけどさ…
黄変したらボディを2000番のペーパーで磨いて上からサフェーサー吹いて
肌色吹けばいいんじゃないの?
なんか素人だから間違ってたらごめん… >23
サフ吹いたら肌の透明感が死ぬ=美観を損なう(と感じるキャスト者も多い)
サフ吹いたら着替えや可動の度に削れて無駄だし見た目が悪い
模型の常識は人形には通用しないよ。
どんなに綺麗に吹いたってキャストの質感なくなっちゃうからな 模型でもサフレス塗装ってやり方はあるけど、サフレスってアニメ目でやっても
あんまり劇的な効果ないから「肌サフ吹けばいいじゃん」って思っちゃうんだろうな。
レジンキャストドールは入れ目が多いから「よりリアルな肌の質感」がものすごく効果的だし
そこにみんな惚れちゃうから、そもそも肌サフは論外だってことが模型者はわかんないよね。
模型の塗装の更に上を行く透明感パステル塗装wとか
塗膜の耐久性なんかより、儚い美しさを優先する事が最大優先事項って制約を踏まえて
「さて黄変対策どうしよう」なんだよね。
別に人形者がサフの存在に気づいていないわけじゃないよw >>23
キャストドールの素材は、ガレキと同じウレタンレジンキャストなんだよ
発端となったSDのボークスや、国内もう一社のユノアの荒木氏もガレージキットメーカー
だからサフ経験あるユーザーも多い、けど、使われない
すなわちドールにサフは適さないってことがお分かりか どっかのサイトでサンライトより濃い肌にする為に塗装してある子たち見たよ。
写真にはとても綺麗に写ってた。 いや模型者でも肌の透明感とかのためにGKのキャストいかした塗装してた人間は
結構いたよ
荒木なんかもその一人なわけで
>>23は馬鹿のふりした釣りだろ >>29
サフレス塗装は荒木の得意技だね
模型でも「プラモ」っていってるから、初心者も初心者なんじゃね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています