とまれ、何よりも私が言いたいことは、あなたがあなた自身の現在の成長過程にあるなかで、
一体何が自分のとって必要であって、どういった生き方を欲しているのかを明確とはいかないまでも、
そういった人生に関しての自分なりの世界観を会得し、保持していくことは非常に重要なことであります。
何よりも先ず習慣、習慣は人間の第二の天性とも言われているものです。
時には第一の天性にも変わりうるものであります。良い環境に身を置き、良い習慣（行動にせよ、考え方にせよ）を身に付けること以外に人間にとって幸福はありえません。

そういった私のあなたに対して考えている、想っている気持ちがあなたには理解できますか？
無論、あくまでも別の人間なのですから、完璧に理解出来ることは出来ないにせよ、
私があなたに対して抱いているこの率直で偽りの無い気持ちを私はあなたに伝えたいと考え、こうして今、夜更けにも関わらず筆を執っているところであります。

思い悩んではいけない。人生、一寸先は闇とも言いますが、決して思い悩んではいけない。
私はあなたのことを完全に理解していないかもしれません。
しかし、あなたを想う気持ちは嘘偽りのない本物の心であることだけは断言する事が出来ます。

兎も角、現在のあなた自身が立派に成長の段階にあることを決して忘れてはいけません。
自分のことは自分が一番分からないものです。
あなたにはまだまだこれからの大きな可能性を秘めている貴重な存在であります。
自分を大切にする気持ちを忘れないようにしてください。

私もあなたといると気持ちが安らぐときがあります。
人と人との付き合いというものは、簡単には様々の形式に当てはめることの出来ない場合もあるものです。
私が何もあなたに対して求めたり訴えたりしないからといって、私があなたのことを想っていないとだけは考えないでください。
あなたも承知のように、私は弱い人間です。滑稽を演じているだけの道化師のような人間かもしれません。いや、それ以下の存在かもしれません。


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Mozart, Symphony 41, Jupiter (K. 551), 4th mvt. (shapes)
https://youtu.be/SiX3z_fOR5k