福岡県北部の公立高校に在学中、女子生徒を盗撮したなどとして、福岡県警は県迷惑行為防止条例違反と児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの疑いで大学生の少年(19)を逮捕、18〜19歳の少年4人を書類送検し、19日発表した。
逮捕された少年は「このようなことはしていない」と容疑を否認、他の4人は認めているという。
県警によると、5人は同じ部活動に所属し、3月に卒業した。5人は高校生だった2018年8月〜19年12月、高校の女子トイレや合宿先の旅館の浴場、知人宅の風呂場などで女子生徒ら計29人を盗撮した疑いがある。
昨年12月、女子生徒がトイレで盗撮されているのに気づき、警察に相談していた。
5人のスマートフォンには、盗撮したとみられる動画計約100本が保存してあった。米アップル社「iPhone」の通信機能「AirDrop(エアドロップ)」で動画を共有していた。
外部への流出は確認されていないという。