大衆演劇の劇団で19人の集団感染 観劇後の体調不安は相談を…奈良県が呼びかけ 大和高田市「弁天座」

奈良県は18日、大和高田市の劇場「弁天座」で公演を行っていた大衆演劇の劇団で、劇団員ら合わせて19人の新型コロナウイルス集団感染が判明したと発表しました。

1月16日に劇団員1人の感染が確認されたため、翌日17日に劇団員や劇場関係者のPCR検査を行なったところ、さらに18人の感染が確認されたということです。

劇場の舞台と観客の間は2メートル以上の距離があることなどから、奈良県は観客への感染の可能性は低いと考えているとしていますが、
対象期間中に観劇した人で体調に不安がある人などは「新型コロナ発熱患者相談窓口」まで相談するよう呼びかけています。

劇場では、観客同士の間隔を前後左右1メートル以上とったり、劇団員との握手や写真撮影をやめるといった対策は講じていたということです。