セイの法則や労働価値説なら、価値を生み出すのは生産供給をする側だけど、
でもこの説はもう廃れている。
現在では需要サイドこそが、つまり投資と消費こそが価値の源泉だとされている。
投資もけっきょくは将来の消費を頼りにしているから、消費こそが価値の源泉。
名づけて消費価値説(^O^)
でも、これで労働価値説を棄てられるわけでもない。
なぜって消費に価値が生まれるのは購買力に裏付けられているからこそであって、
その購買力は現在の市場では「おカネ」が担っている。
で、その「おカネ」はどこで手に入れるかって、多くの人は働いて手に入れている。
消費価値説は労働価値説に頼っていることになる。
これらは資本主義経済システムの中の因果関係で強く結びつけられているのだ。