>>425
ケインズは数学的手法の全否定はしていない。
彼は数学的手法が使える場合と使えない場合があるということを色々な言い方で説明している。
そして一般的には、経済学では往々にして基礎となる前提の部分の現実における妥当性の検討をせずに安易に数学を使いすぎるということも。

最も大事なのはその前提の部分の妥当性の検討、これが(マクロ)経済学の根幹であり、
ここでは数学的手法の入る余地は小さい。