三橋貴明 浜田宏一教授の経済政策理論が変化した真相 20161118
https://youtu.be/q5jjomVRO0k 11分

浜田宏一氏が「目からウロコが落ちた」というシムズのジャクソンホール論文
FISCAL POLICY, MONETARY POLICY AND CENTRAL BANK INDEPENDENCE CHRISTOPHERA.SIMS 201608
https://www.kansascityfed.org/~/media/files/publicat/sympos/2016/econsymposium-sims-paper.pdf
現論文全17p

《財政拡張策はゼロ金利下限で無効となった金融政策に取って代わることができるが、
財政拡張策は赤字財政と同義ではない。財政拡張策では赤字がインフレ生成を目標と
し、かつ、インフレ生成を条件としなくてはならない。赤字は将来の税金や支出削減で
はなく、将来のインフレによって賄われると見做されなくてはならない。》
http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20160902/Sims_Jackson_Hole_paper_2016_3

消費税の引き下げは日本を救うか
http://agora -web.jp/archives/2022683.html
Fiscal Theory of the Price Level(FTPL)は1990年代からある理論で、直観的にはシンプルだ:
今までの金融理論では物価水準は通貨供給で決まると考えたが、通貨の代わりに金利の
つく国債を考えるとどうなるか。

アベノミクス4年 減税含む財政拡大必要 浜田宏一氏 2016/11/15付日本経済新聞 朝刊
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO09531030U6A111C1EE8000/
 「私がかつて『デフレは(通貨供給量の少なさに起因する)マネタリーな現象だ』と
主張していたのは事実で、学者として以前言っていたことと考えが変わったことは認めな
ければならない」
 「(著名投資家の)ジョージ・ソロス氏の番頭格の人からクリストファー・シムズ米
プリンストン大教授が8月のジャクソンホール会議で発表した論文を紹介され、目から
ウロコが落ちた。金利がゼロに近くては量的緩和は効かなくなるし、マイナス金利を深
掘りすると金融機関のバランスシートを損ねる。今後は減税も含めた財政の拡大が必要
だ。もちろん、ただ歳出を増やすのではなく何に使うかは考えないといけない」