>>561
日本の雇用労働市場も戦前の資本主義経済導入期にはネオリベ的だった。
所得格差も他の開発途上国と変わらず大きかった。
そういうことを思うと、それが次第に、特に戦後日本になると
見えにくくなってきた。
で、一時は一億総中流という言葉を人びとが信じるようになるわけですよ。

世界規模で見ると、中国の功績があって、ジニ係数で見た格差は
縮まってきていると言われる。
(ただし絶対的ジニ係数で見るべきだと主張する経済学者がいて、
それで見ると世界の経済格差は拡大している)
その一方でかつては南北格差だったものが先進諸国内格差としてぶり返してきた。
そういう面がないとは一言も書いていないはず。