『資本論』第1巻第24章「いわゆる本源的蓄積」第7節
http://study-capital.la.coocan.jp/2-houkou1/report2-1-097.html
 【資本主義的生産様式から生まれる資本主義的取得様式は、したがってまた資本主義的私有も、
自分の労働にもとづく個人的な私有の第一の否定である。しかし、資本主義的生産は、一つの
自然過程の必然性をもって、それ自身の否定を生みだす。それは否定の否定である。この否定は、
私有を再建しはしないが、しかし、資本主義時代の成果を基礎とする個人的所有をつくりだす。
すなわち、協業と土地の共同占有と労働そのものによって生産される生産手段の共同占有とを
基礎とする個人的所有をつくりだすのである。】


多分この概念的区別に関してマルクスはシスモンディの影響を受けている