カレツキがやったようにマルクス再生産表式から有効需要の原理は導き出せるのだから
マルクス経済学と近代経済学との間にたいした齟齬はない
限界効用理論との対立もそれぞれ微分と積分に対応するに過ぎない
ただし労働組合の意義をどう捉えるかが問題でこれには素朴な集合力理論に立ち還る
必要がある
協同組合と労働組合の齟齬などはラッセルは指摘しているのにマルクス主義者は無自覚だ
代替案を提示していない
プルードンとマルクスを対立関係に捉えない柄谷行人に唯一の希望がある