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効用とやら(満足度)は足し算や引き算できるのか?
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0089学術
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2019/03/23(土) 19:25:22.51ID:87BzjQaY
出来ないこともないけど、プラスとマイナスだけでは表現しきれない価値観が多いというのもある。
0090名無しさん@お腹いっぱい。
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2019/10/12(土) 16:54:57.78ID:Is6uymQX
効用の単純な足し算(基数性)を認めなくても、個人の効用についての単調増加関数f(u1,u2,...,un)として総効用を定義することはできる
このとき、個人の効用が所得について限界効用逓減則を満たしていることに加え、ある条件を仮定すればピグーの第2命題(再分配による総効用増加)を導けることが知られている
この条件はある程度直感的に妥当なものに変形可能だが、これについては経済学の範囲から外れるので割愛する
0093名無しさん@お腹いっぱい。
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2019/12/10(火) 23:20:24.81ID:ueCv3Hd3
脳内物質が測定できたら足し算できるんじゃないの?
0094名無しさん@お腹いっぱい。
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2019/12/11(水) 00:58:14.47ID:mGxTmfOS
>>90 限界効用逓減の法則はかなりきつい仮定。現代需要理論では
限界効用逓減の法則は不要だぜ。
0095名無しさん@お腹いっぱい。
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2019/12/14(土) 01:34:05.19ID:E1P5+ja+
効用の加法性
0096名無しさん@お腹いっぱい。
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2021/10/27(水) 15:32:29.43ID:+orzK9pc
ジェボンズはフロイトとも親交のあったフェーヒナーから(ジェニングズ経由で)限界効用(Marginal
Utility)のアイデアを得た(邦訳新版ブローグ『経済理論の歴史』2:517頁参照)。

フェヒナーの主著1860より前の1859年にジェヴォンズは書簡でアイデアを述べているから、
フェヒナーの師のヴェーバー(1795~1878)の方に先に親しんでいた可能性はある。
ジェヴォンズがフェヒナーに言及するのはエッジワースの主著(1881)についての書評においてである。

ヴェーバー・フェヒナーの法則をグラフで表現すると…縦軸:心理量R、y=log2 (x)、横軸:物理量s
https://www.slideshare.net/takehora/web-59093011
https://lh3.googleusercontent.com/-CzpCFtuB98I/XAx5qMtGNGI/AAAAAAABfV4/uUw6kXdksXMhJ7rva6ZmztB4KBxssG9AQCHMYCw/s640/blogger-image--1477458941.jpg
以下、wikiより

ヴェーバーの弟子であるグスタフ・フェヒナーは、ヴェーバーの法則の式(△R/R=constant)を
積分することにより、以下の対数法則を導き出した。
刺激量の強度R が変化する時、これに対応する感覚量E は
E=C log R
の関係となる。ここでC は定数である。つまり心理的な感覚量は、刺激の強度ではなく、
その対数に比例して知覚される。…
たとえば、100の刺激が倍に増加して200になるときの感覚量と、200の刺激が倍に増加して400
になるときの感覚量の変化は等しい。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/51/Weber-Fechner_law_demo_-_dots.png

ちなみに統計学における中央値(メディアン)の発見もフェヒナーによる。
https://lh3.googleusercontent.com/-vGuansLgmj4/XAx5niPA9vI/AAAAAAABfV0/82WmNiAErhA3HcO4OuUhJkyvtFNM9kGWACHMYCw/s640/blogger-image-1658855557.jpg
黄金比を人々が好むと実験的に統計を取ったのもフェヒナー。
0097名無しさん@お腹いっぱい。
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2021/10/28(木) 02:38:12.69ID:1/AdlA1Y
16 考える名無しさん[sage] 2021/10/28(木) 02:29:53.54 ID:0
以下、フロイト「自己を語る」Vより
http://yamatake.chu.jp/01ana/14/post_4.html

《私は思弁のみに身を任せてしまったのではなく、逆に分析による資料を重視し、臨床的な技法的テーマを取り扱うことをやめなかった。私は哲学に近づくことは避け、大切な点ではフェヒナーに頼ることにしていた。》

以下、『夢判断』より
http://yamatake.chu.jp/01ana/2ana_b/1.html
《E 夢の心理学的な諸特異性
フェヒナーは、夢の舞台は覚醒時の表象生活の舞台とは別物だと主張している。》

以下、『快感原則の彼岸』より
《しかし目標に向かう傾向は、つねに目標が達成されることを意味しない。そもそも目標は近似的に達成されるにすぎない》
(『自我論集』「快感原則の彼岸」p.118-p.120)

フロイトが快楽原則の起源で引用したのは以下、

* Einige Ideen zur Schopfungs- und Entwickelungsgeschichte der Organismen (1873). Internet Archive (UMich)
『有機体の創造と発展の歴史のためのいくつかのアイデア』1873

参考
フェヒナーの法則は1860年『精神物理学原論』より先に1851年『ゼンド・アヴェスタ』に萌芽があった。
関連、岩渕輝論考:
https://m-repo.lib.meiji.ac.jp/dspace/bitstream/10291/17694/1/jinbunkagakukiyo_76_209.pdf
(近著で岩渕はゼンドの神秘主義を強調しているが閾値の認識など数学的な記述部分を上のpdfでは引用している。
以下と同じ図を使用。)
>https://lh3.googleusercontent.com/-CzpCFtuB98I/XAx5qMtGNGI/AAAAAAABfV4/uUw6kXdksXMhJ7rva6ZmztB4KBxssG9AQCHMYCw/s640/blogger-image--1477458941.jpg
0098名無しさん@お腹いっぱい。
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2021/10/28(木) 02:56:15.48ID:1/AdlA1Y
総合的学際研究の時代の復活:「倫理学ノート」清水幾太郎 - 道端鈴成
https://blog.goo.ne.jp/suzu-nari/e/bdce1eaaafaea2a42d0605019c3493dd

新古典派の経済学は、労働価値説を越えて需要供給の観点から価値をとらえることを可能にする限界革命を
経て成立した。メンガーやジェヴォンズが導入した限界効用(Marginal Utility)の考えは、当時の心理学に
おける精神物理学を参照したものだった。限界効用逓減の法則などは、感覚量に関するウェーバー・フェヒナーの
法則と同型の内容となっている。エッジワースのように効用の測定に向けて心理学を援用しようとした経済学
者もいる。しかし、その後の経済学は、パレートなどの定式化にしたがい、心理量ではなく選択結果を参照し
てなりたつようにモデル化を行うようになる。サミュエルソンなどが、この流れで新古典派の経済学を数学的に
モデル化していく。合理的な選択を前提とした数学的モデルによる専門化した経済学の誕生である。この方向が
20世紀の経済学の主流となる。こうした流れに変化のきざしが生じたのは、20世紀の終わりになってからである。
行動経済学では、実際の人間の選択を心理学的な理論を参照に実験的に研究を試み、神経経済学など神経科学と
経済行動との関連も研究のテーマとなった。19世紀末に試みられた心理学との関連づけが、20世紀の専門化の
時代をはさんで、20世紀末から21世紀になって再びより本格的に探求されるようになったのである。(この間の
事情については、例えば次の論文が分かりやすい。THE ROAD NOT TAKEN: HOW PSYCHOLOGY WAS REMOVED FROM ECONOMICS, AND HOW IT MIGHT BE BROUGHT BACK, Luigino Bruni and Robert
Sugden, The Economic Journal,2007, 117, 146-173.)また、経済学者が効用という扱いやすい概念だけを
数学的定式化にのりやすいようにして拝借した功利主義者が問題とした幸福などという問題も経済学の本流に
復帰しつつある(例えば、"Economics and Happiness: Framing the Analysis"などを参照。)。
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