マルクス経済学 第5章
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
◇前スレ マルクス経済学 第4章 https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/economics/1521623540/ ◇資本論の主な翻訳 岡崎次郎訳『資本論』(大月書店、1972年) 資本論翻訳委員会訳『資本論』(新日本出版社、1982年) ※分担訳 中山元訳『資本論』(日経BP、2011年) ※第1部のみを訳出したもの 今村仁司ら訳『資本論』(筑摩書房、2005年) ※第1部のみを訳出したもの なお、向坂逸郎訳『資本論』(岩波文庫、1969年)がよく読まれているが、これは上述した岡崎次郎が翻訳したものを、向坂逸郎の名で出版したもの。 マルクス経済学 - 新・金融経済まとめwiki - アットウィキ https://www65.atwiki.jp/internetkyogakusys/pages/75.html マルクス・左翼リンク - 新・金融経済まとめwiki - アットウィキ https://www65.atwiki.jp/internetkyogakusys/pages/76.html 4 a[sage] 2018/12/13(木) 20:49:30.03 ID:qXBBO9L1 川越敏司「行動マルク経済学の可能性」(『されどマルクス』2018所収)はマルクスの 可能性を開くもので興味深い。川越は『経済学批判』を引用している、 《「 貴金属の高い価値比重、恒久力をもち、相対的意味では破壊されず、空気にふれても 酸化しないという性質、[とくに金のばあいは王水以外の酸には溶解しないという性質、]こうし た一切の自然的属性が、貴金属を貨幣蓄蔵の自然的材料たらしめている。だからチョ コレートが非常に好きであったらしいペテル・マルティルは、メキシコの貨幣の一種であった 袋入りのココアについて、つぎのように述べている。『おお、いみじくもよき貨幣よ、おまえは 人類に甘美にして滋養のある飲物をあたえ、その罪のない所有者を、貪欲という業病から まもってくれる。なぜならば、おまえは、地中に埋蔵されることも、長く保蔵されることもでき ないのだから。』」[『新世界について』《アルカラ、一五三〇年、第五編、第四章》] (マルクス1956[岩波文庫『経済学批判』]、第5章4節、202~203ページ)》 これについて川越はこう述べる。 《つまり、メキシコではココアのような耐久性のない財が貨幣として用いられており、それが貨幣 蓄蔵という貪欲さへの抑止力となっていたことが指摘されている。実験においても、非耐久財が貨幣 になる可能性があることが示されている(川越2003☆ ; Kawagoe 2009)。》『されどマルクス』94頁 ☆ 『現代の金融と地域経済 下平尾勲退官記念論集』2003所収 「非耐久財は貨幣となりうるか?実験研究によるアプローチ」川越敏司 kawagoe2009 https://link.springer.com/article/10.14441/eier.5.279 要約 Can Chocolate be Money as a Medium of Exchange? 川越敏司が「行動マルク経済学の可能性」(『されどマルクス』2018所収)脚注で指摘していたが、 デヴィッド・ハーヴェイは『資本主義の終焉』2017(Harvey,David:Seventeen Contradictions and the End of Capitalism 2014)第2章邦訳60,73頁でゲゼル『自然的経済秩序』を引用している。その引用箇所は以下、 錆びる貨幣について 「新聞はすぐに古くなってしまう。ジャガイモはすぐに腐ってしまう。鉄はすぐに錆びてしまう。 エーテルはすぐに気化してしまう。ジャガイモ、新聞、鉄、そしてエーテルのような性質をもつ貨幣、 それだけが新聞、ジャガイモ、鉄、エーテルなどの商品一般の交換手段に適した貨幣となるのである。… … [したがって、交換手段としての貨幣を改革したいならば、われわれは商品よりも貨幣を劣化させなけれ ばならない。]」60頁、ゲゼル416頁、英訳p.121 … 参考:マルクス直筆経済表(全集第30巻p289〜292参照) http://plaza.rakuten.co.jp/img/user/35/78/3663578/12.jpg 旧版岩波文庫資本論10より 邦訳 http://plaza.rakuten.co.jp/img/user/35/78/3663578/13.gif 以下、マルクス経済表を改変(部門1と2を逆にしたが『資本論』再生産表式とは同じ): p1 追加的不変資本Mc _産業利潤_追加的可変資本Mv _____ | 個人的消費Mk |第1部門 | P|_利子z__単利__| |機械と原料| 利潤| 複利 | |_____| /|_地代r__差額地代| / 絶対地代| 不変資本C 可変資本V 剰余価値M 生産物W | _____\____ / | 上へ/ \下へ /下へ |下へ ____ / 労賃\ / _産業利潤→ | |第2部門| / \/ | | | |生活手段| / /\ 利潤_|_利子→__| | |____ / 労賃→_/__\ / | | | / / / \\ |_地代→__| | / / / /\\ 下へ| | 不変資本 可変資本/ 剰余価値 生産物______/_/ / / ____ / /下へ |第3部門| / / |総生産物| / / |____|/ / ____/ _______/__ 不変資本 可変資本 剰余価値 生産物 『資本論』の新しい読み方―21世紀のマルクス入門 ミヒャエル・ハインリッヒ 明石英人 (翻訳), 佐々木隆治 (翻訳)他 資本論全三巻プラス国家論を一冊306頁(#1-12)にまとめている。特に第二巻は#6一章だけ で済ませている。横書きなので表式の説明☆などは読みやすい。 ☆ 《... 部門I cI+vI+mI 部門 II cII+c II+m II 部門1の生産物は素材的には生産手段からなっている。単純再生産が可能であるためには、 この生産物は両部門で用いられる生産手段を補填しなくてはならない。したがって以下のような 価値比率となる。 (1)cI+vI+mI=cI+c II また、部門IIの生産物は消費手段からなっている。それは両部門の労働者と資本家の使用 をカバーしなければならない。そのためには、次の式になる。 (2)c II+v II+m II=vI+v II+mI+m II 両等式はどちらも以下のようになる(等式の両辺の同じ項を引くことによって)。 (3)c II=vI+mI つまり、部門IIで用いられる不変資本の価値は、部門Iの可変資本の価値と剰余価値に等し くなくてはならない。》 c不変資本、v可変資本、m剰余価値 全てを同じ貨幣で賄ったり、商品をほぼ貨幣経済に押し込むからへん。 もう錆つき切ったマル経の脳味噌は市中で通用しない上に悪貨なので良貨を駆逐する。 ........'.... ☆ /\ >野党ガーーーーーもやし!もやし!もやし!もやしいいい! <☆★> /彡(⌒) <☆★☆★> /(⌒)彡彡\ <☆★☆★品★> /彡畄彡(⌒⌒)\ <畄★☆品☆★畄★> ゚~゚~゚~| |~゚~゚~゚ [二二] |♯♯| 【ゲリー糞クリスマス】安倍経済崩壊で一服 日経平均は1000円超下落し2万円割れw https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-24/PK8G2S6JIJUP01 >>6 価値貯蔵に適したものを貨幣にしているのに、貨幣が錆びたら意味ないじゃん。 >>15 インフレターゲットも実は同じことをしている その場合複利の弊害を防げない 貯蓄することでより稼げるなら投資する人はいなくなる そもそも貨幣を貯めても貨幣を食べることはできない 価値形態論を遡行する必要がある 貨幣の貯蓄機能を重視する人は危機を先送りしているのである 土地の方の制約はあっても種籾自体はふつうに幾何級数的に増やせるんだよなあ正直。 貨幣や資本のせいじゃなく環境容量のせいなんだけどね。 ちなみにモンサントが広めているのはF1(一代限りの種)と農薬のセット販売 資本主義はそこまでやる ベトナム戦争で枯葉剤をつくっていた会社だが 日本ではそれなりに石油を備蓄しているから心配されていないが 簡単に食糧危機、エネルギー危機は起こり得る と考えた方がいい >>16 こんな所でリフレ理論の布教とかカルトは怖いねえ・・・ >>16 貯蓄と投資が結びつく、てのが資本主義のミソでしょ >>17 貯蓄はたんに消費の時期を先送りしているだけなんだがね。 >>23 投資と(他の主体の)所得が結びつく、てのがマクロ経済のミソでしょ サンマルクス 三宮店 元町。屋外フットメンヘル日焼けサロンチーム募集中。 >>24 >>17 永遠に消費されなかったりして。 >>25 Y=C+SかつY=C+Iだから、S=Iになるんだよ。 S=Yになるわけないでしょ。 >>28 それならそれで投資に回るから良いんだがね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる