「資本主義」のアンチテーゼとしてのマルクスの経済学的業績を
その基本的理念とともに正しく学び
現実の経済社会構造体に役立出せた結果
派遣労働などマルクス言うところの「ルンペンプロレタリアート」を多量に派生さ
資本主義の墓堀人としての労働者階級の団結決起を水疱へと向かわせた。
また持ち株会などで労働者その他を「資本家」に組み入れているという幻想をもたらし、公的基金などを「資本」に組み入れ
人々を「資本家」の一部に見せかけ、
打倒すべき「資本家」を迷彩色に包むことに成功している。

かくしてマルクスが「資本主義」の最後の舞台としての
「総資本」と「総労働」の最後の戦いなどは起こらない様相を作り出した。

「資本主義」のアンチテーゼとしてのマルクスの理論を
その思想を用いて
更なるアンチテーゼで
新たな段階を作り出した
これこそマルクス思想の唯物弁証法の発展転化の姿という事かな

リーマンショックは教えてくれた
経済がうまくゆかないと
保険や個人年金が危うくなる。
そしていま日本では年金など公的資金が株に突っ込まれ、公的年金さえ経済のとりことなっている。