>>128
エチルアルコールは、脂質を溶解する効果があるので脂質膜(エンベローブ)を
もつウイルスは不活化できる。
動物ウイルスには脂質膜をもつものがあるのでそれには効果がある。
ただし、植物ウイルスには、脂質膜をもたないものが多い。
脂質膜をもたないウイルスには効果がない。
長時間やれば脂質膜をもたないウイルスにもタンパク質変性効果から影響を与え
ることができるかもしれないが、そこまでいくと種子にも影響がでる。
よって、多少エチルアルコールを使ったぐらいでは効果はない。