>>31
国内で農水省に登録したものは有効期限が20年とかのもある。
植物パテントは契約の仕方で違うみたいですよ。
1年で切れる物もあるし、更新料払うと延命するけど。

パテント登録忘れで、大損したのがCym.サラジーン‘アイスカスケード’が有名。
割と古くに作ったけど、当時下垂系の品種も棒仕立てにしていたから向山さんも
気が無かったのか忘れていた。有る年、東京ドームのディスプレーが世界的に
知られて、それもパテントフリーだったものだから、ドイツもコイツも自分所で
メリクロンやって爆発的に普及した。

ただ、こういう普及をすると、絶滅が早まるか、スタンダードとして残るかが
ハッキリする。アイスカスケードは間違いなく後者のタイプ。
苗だとクソミソに安いが、大株仕立ては毎年高い値段で売れる。
こうなると、園芸界のランという領域から離れて、花屋の商品として延命する。
ユリのカサブランカみたいな物で、ブランド化すると、なかなか越える物が出ても無くならない。