日本の漢方薬はほとんどがエキス剤だから
あまり意識されないが
薬草というのは天然自然のものだから、種類だけではなく
生えている環境や季節によって含有される薬効成分が変わったりするし

それに漢方薬の調合の際も、本来であれば患者の症状や体質に応じて
それこそ、匙加減を変えなければならない
入れる薬草の比率を患者によって変えるのだから
それぞれの薬草の特性とかも知識として必要になってくる

こうした事はしっかり本草学を学んだ人でないと出来るようなものではない
まあ、そこまでやれる人は日本で漢方をやっている人でも、いまは少ないでしょうけどね