木瓜の枝は花期の前(冬の終わり頃)に枝を切って土を被せておき、
花期が過ぎた頃に挿し木にします。
土は鹿沼土にバーキュムライトを混ぜたもの。
一度バーキュムライトだけでやりましたが、黴びるのは同じでした。

葉が出ても6月過ぎた頃まで発根はしないようなので、発根までの時間
は長いです。だから発根までの間にカビにやられてしまうのがほとんど。

挿し木は、まず埋めておいた枝を殺菌剤入りの台所用洗剤を入れた水に
つけて洗う → 消毒したカッターで斜めに切りルートンを付ける 
→ 土に空けた穴に挿す です。

トップジンなどの殺菌剤は発根部分の細胞を痛めるんじゃないかと
考えて避けてましたが、むしろ必要なことなのですね。
今度やるときは、ロックウールを使って、ときどき殺菌剤入りの水で灌水して
カビ防止をやってみたいと思います。
いつもは50本ぐらい挿し、そのうち10本ぐらいは葉を出し、うち二、三本は
根を出しますが、最終的には一本ぐらいしか残らないですね。
今度は10本程度に絞り少数精鋭でやってみます。