母親の実家が昔の庄屋で大きなわら屋根家屋で,ガキの頃に,
梁の上でネズミを追いかけていた青大将がすべって畳の上に落ちてきたのを,
誰も気もせず,誰かがつかんで庭に捨てたのを覚えている。
青大将はネズミ除けで大切にされていたみたいだ。

別の思い出では,うちの店に昼間出てきた青大将を,
近くの工場の若い衆たちが捕まえて,焼いて,強がって食べた。