枕草子『なまめかしきもの』より

白き組の細き。帽額のあざやかなる。簾の外、高欄に、いとをかしげなる猫の、赤き首綱に白き札つきて、碇の緒、
組の長きなどつけて引きありくも、をかしうなまめきたり。

平安時代は猫に飾り付きの赤い首綱つけて連れ回すのがオサレだったんだね。
最近のハーネス付けて猫の散歩してる人は日本の伝統に従ってると言える。
猫の放し飼いが一般化したのなんて、せいぜい江戸時代後期から。