>>382
そうは言っていない。
英語と日本語では表音と表意という大きな違いがあるから単純に比較はできないと言っている。

日本語は文字にしたほうが理解されやすい言語という特徴がある。
まず、漢字を多用している。漢字は表意文字だから文字自体に意味づけがされている。
読み方を知らなくても意味がなんとなく推測できることが多い。
さらに日本語は音素が少なく、基本的に母音・子音が交互にあらわれるので音声の組み合わせも少ない。
必然的に同音異義語が英語とは比較にならないほど多くなる。
そのため、発音された文に耳慣れないものがあると文字遣いを想像してから理解に至る事が多々ある。

一方、英語は表音文字の言語なのでアルファベットそのものに意味はない。単なる記号だ。
わざわざ文字(スペリング)を頭の中に描いてから理解に至る必要性があまりない。

余談だが、オーディオブックが日本であまり普及していないのは、
日本語は音読されるよりも自分で読んだ方が速く読めるし理解しやすいからという点が大きいのだと思う。