こんにちは 最近英語スレを覗くようになりました

先週読んだ本はイギリスの推理小説
名門大学に在学中の学生の自殺が相次ぎ、原因を解明するべく主人公の女刑事が学生として侵入
内容はネットいじめ。こりゃいかんと腹立てながら読み進めるうちに、
犯人グループは、何らかの心の問題を抱えた子に標的を定め、自殺に追いやっているもよう。
どうやって追い詰めていくか、そしてその目的は何か?
誰がやっているのか?

徐々に謎が解明されていきますが、
追い詰める方法は麻薬のようなものを利用しており、どの薬と抗鬱剤を服用するとどういう現象が起きるかというテクニカルな説明が多く、
またキャラが多くて名前把握が大変だった

最後の60ページぐらいでやっと話が加速していくが、女主人公も何らかのトラウマがあり、犯人は先手を打ってその弱みに付け込み頭を混乱させる。

最後に主人公は、薬を打たれ、上司が死んだなのと嘘を囁かれ、自殺することを決意(何となく説得力ない)

塔の天辺に立つ女主人公に部下が「上司は生きている。だから飛び降りるなと言っている」と説得
薬の影響で正常な判断ができない主人公のために、上司は違う塔の屋上に上り、ライトを振り回し合図を送り
「君が飛び降りるなら僕が飛び降りる。僕の方が体重が重いから死ぬのは僕の方が早いだろう」と言う。
根負けした女刑事は、部下に手を引かれて、生きることを選択。

ずっと硬派な刑事ドラマだったのに最後にいきなりロマンティックな雰囲気で終わってびっくりした