↑のような(科学的社会評論?の)原書を読む人は「偉い」。

小説(文学)の類の洋書は、わからない個所があっても本質的な筋さえ追えれば
なんとか(「いいかげん、適当に」)読み進めることができる。
小説(文学)は、「概括的」「情緒的」な英語読みレベルでOKだ。

それに対して、社会評論、自然科学、社会科学の類の原書は、その扱う内容そのもの
及び取り扱う概念、事象の正確な理解、論理の精密な展開について行ける高度な知性が
要求される。難文ハンターの好む時代遅れ、非実用的な表現や構文はないが、
内容の精密で正確な英語解読が要求される。

よって、「前者」より「後者」の方がレベルは上でより難度が高いと言えるだろう。
「洋書」読みから、「原書」読みになって、初めて英語力に価値が出るといえる。